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リスカ魔法少女は今日もお仕事
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1 魔法のカッター
ふりふりの地雷服に、長めのツインテール。
厚底の黒パンプスに、ぷるぷるの涙袋。
the、トー横女子という感じだ。…
「あ〜~ひまぁ、、……」
彼女の名前は、切咲 凜音。《きりざき りんね》
俗に言う量産系女子だ。
そして20代という若い歳ながらも、ニートなのだ。
「人生つまんねぇわ~、……」
と言いながら、口にピンモンを運び、リストカットを行う。…
「い”ッ、…ってもう慣れたわ。これで何回目だろー、……」
「あ~、…テープどっかいった~、 」
と、ゴミの中からファンデーションテープを漁ってみる。
「お、あるじゃぁ~ん」
「おっけ~、さてぇ、エ〇ゲでもすr」
「魔法少女になってよ。 」
「𝙃𝙪𝙝?」
「なってよ。」
凜音脳内……
まってさぁ、これってさぁ、……ま〇マギ展開だよぬぇ?きゅ〇べぇかぁ?こwれwはw流石になるわk
「なりま~っす!★」
「ありがとう!本当に助かるよ!じゃぁ、ここにハンコを押してみてよ!」
「ふっふふ~ん♪」
これでついにニート脱退!凜音は魔法少女と言う名の職業を手に入れたのだ!
「おっけです!」
「ありがとう!君は本当に優しいな!」
「えっへっへっへっへぇっ♪」
「じゃあ、じゃあ、お願いは~っ♪」
「ん?」
「え?」
「なんか1つお願いしていいんだよね?」
「ううん、?……お願いなんて無いけど。……」
「あ?あ?あ?あ?」
あ〜こんなこと想像してなかったああああああああああああああああああああああああ”!!!
「やめます!やめます!魔法少女やめます!
うお”お”お”ん!あ”だじの億万長者あああ”!!! 」
「キャンセルなんて出来ないよ?もうハンコを押してもらったからね。」
「おおおおお”ん”!無償労働かよおおおお”!!!」
「そしてこれは君のコンパクt……」
「勝手に話を進めんなやゴルァ!」
興奮状態の凜音は、手に持っていたカッターをきゅ〇べぇもどきに向けてみると、くるりと周り、するりとすり抜けて行った。
「も〜、乱暴だなぁ君は、……とりあえずこれがコンパクト、君が返信するためのアイテムだ。」
と、説明を進めるきゅ〇べぇもどきと、
何もかも諦めた凜音。
「はい。はい。はいはい。わかりましたー。」
「このコンパクトの前で、キラピピマジカルピンク! 切咲凜音★って唱えてみてくれ!」
「う〜い、」
「きらぴぴまじかるぴんくきりざきりんねー」
「うお”ッ、!」
ももいろぴんく★🍓 リスカ魔法少女★
切咲凜音★参っっ…上っ!
「ってぇ、勝手にしゃべられたぁ!?」
「んでなにこの衣装!お前こんな趣味なの??
きっっっも!!!」
「らしいだろ?」
「まぁそうだけどぉ!!!寒いって言うかぁ!!!
露出高めって言うかぁ!!!」
「ま、らしいでしょ?」
「そうだけどぉ!!!って再放送すn、…」
(おしり)