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「は、はぁあッ」
キスをしながら漏れる声。
せーやは必死に腕を回し、さのを自分のところへ堕とそうとする。
のびた赤い舌を追いかけるように、さのは吸い込まれてゆく。
「せーやくん、絶対まだ酔ってますよね」
低めの声で問いただすも、意味は無い。
「ふ、ふふっ。」
愉しそうに笑うだけ。
やっと密着した体に、生足であろうものが絡みつく。
そうだった、この人パンツだ!!
「せーやくんズボン履いてないでしょ」
「あれ?知ってたん。」
「脱ぎ散らかしてあるからぁ~」
話している間にも、恋人の動きは止まらない。
絡めた足で、太ももを擦ってくる。
と、思えば頑張ってこちらのズボンを剥ぎ取ろうとしているようだ。
片手で器用にボタンとファスナーを緩め、ぐいぐい引っ張る。
可愛い。
今日、ベルトしてなくて良かったー、などと思ってしまった。
薄い布同士が密着し、お互いの温度を感じる。
「ンッンん⋯っ」
せーやが、ゆさゆさと下半身を動かし出す。膝を立て、ピンと爪先をベッドに立て、覆い被さるさのに擦り付けるように。
「あはっ、さのの、凄いっ、かたく、なってきた」
動きに合わせて、途切れ途切れに笑う。
「な、なんっちゅう煽り方するんですか!」
「ふはは」
「ドエロやん!この大人!!」
「んー、じゃあこれはぁ?」
腕を解き、おもむろに上衣を捲りあげた。
ピンと勃った乳首があらわになる。
「視覚からもエロをどうぞ」
何故かちょっと真面目に言うせーやに、それどころではないさのは、息が上がる一方だ。
「せーやくん、せーやくん⋯っ」
見事に視覚でもやられたさのは、急いでせーやの下着を剥ぎ取った。
胸からお腹、脇腹に腰骨。キスをしながら下りてゆく。
どんどん、恋人の匂いが強くなってくる。
「はぁ、さのぉ、早くぅ」
甘えた声。
「せーやくん、好き。今日は刺激が強すぎるて。どーすんの」
もはや、このどーすんの、は自分に向けてである。暴走してしまいそう。
こんなに小さい体なのに、力いっぱい抱いてしまっては、いけないと思っているに。
「強くしてぇやぁ」
煽る煽る。
裸足の指がコショコショと、さのの肩をさする。
「う``⋯待って下さいね、ええと」
欲望を我慢しながら、なんとか脱ぎ掛けのズボンのポケットを探ると、リップを見つける。
良かった。持ってて。
惜しげも無くリップを少し折ると、指の腹で潰し、そのまま待ちくたびれたせーやのア●ルに挿入した。
「あっ、ンん⋯ッんっ」
少しずつ、卑猥な音が布団の中を支配する。
「せーやくん⋯」
手は止めること無く、チュ、と目の前の揺れるペ●スに触れる。何度も繰り返すと、だらだらと先走りが溢れてきた。
「や⋯、早くいれてぇやぁ」
「い、いれたいです、でもあの、」
「もう大丈夫やからぁ」
こっちは大丈夫ではない。
本当に少し落ち着かなければ。
そんな努力も知らずに、相変わらず煽ってくる。
「な、いっぱい中までいれて」