初めてのリクエストと言うことで気合い入れたら、入れ過ぎました。
せんせー×お酒×お仕置きはヤバいんよ。
この作品が少しでもあなたの性癖に刺さりますように。
ということでお楽しみ下さい。
「ちょっと!ニキニキやめてよぉ」
「18号さん、この後オレん家どうですかぁ!」
「いや俺ん家来るやろww」
「風呂入らない男に言われても、ねぇ笑?」
「めろんちゃん同意を求めないでwww」
居酒屋…よりも少しお高めの飲み屋で騒ぎまくる女研メンバー。
飲み始めて2時間ですでにオレ達は殆どべろべろに出来上がっていた。
冬という季節なのに、話し出すうちに暑いくらいだ。
時計を見れば短針が24時に差し掛かって夜が遅いことが分かる。
その日はオレも18号も、キャメでさえもいつも以上に酔っ払っていたのだ。
「ニキニキーっ!!見て見て!!」
オレとボビーとキャメさんが18に絡んでいると、突然りぃちょが大声を上げた。
そういえば先程、りぃちょのあまりのウザさにまちこりが「おねぇさんが面倒見て上げるからほーら、オラァ゙呑めやゴラァ!!」
とか言って酒呑ませてたんだよな。
そんな事を思いながら振り向けば、真っ赤な顔をしたまちこりと、若干顔が赤いりぃちょがいた。
「りぃちょ君、まちこさんに呑まされたんじゃないの笑?」
「いやそれがさぁwww」
聞けば、成り行きでどちらが先に潰れるのか馬鹿みたいな勝負を始め、まちこりがギブアップしたらしい。
「よくまちこりに勝てたな」
そう言えば、
「えwまともに勝負するわけなくないww?」
どうやらジョッキに口をつけたフリをし、後は自分のペースでゆっくりと呑んでいたらしかった。
「きんもっ!セコ過ぎだろお前www!」
「それより何を見てほしいの?」
18号がうっすらと蒸気させた頬できょと、と首を傾げる。
「まちこりー、もっかいやってー」
りぃちょが半笑いで「ん、」と目を瞑れば、ちぅと可愛らしい音をたてて、まちこりがりぃちょの唇を奪った。
「え!!なにそれなにそれ!!!」
「ちょ、おっさんうるさい!まちこり、オレにもちゅーしてw!」
「まちこぉこっちおいで?」
ここにきて今までに見たことないまちこりにオレらが一斉にはしゃぐ。
オレ達は酔っていた。
「まちこりぃー」
そう言って覗き込めば、「んふふ」と楽しそうに笑ってオレの顎にキスをする。
いや、恐らくぺたりと座り込んだところから立てないため、身長が足りずに唇まで届かないのだろう。
見て分かるように、彼女の頭は殆ど機能していないようだ。
「なぁにまちこ、赤ちゃんみたいで可愛い」
18号がまちこを抱きしめて頬擦りする。
「っあぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!18号!オレも抱きしめてぇ!!! 」
それを見たりぃちょが馬鹿でかい声量で叫ぶ。
そこでオレは先程から黙っているボビーの存在を思い出した。
「うはははは!!!みんな!見てボビーヤバい顔してる!!!!」
もしこれが酔っていなかったら顔面蒼白で冷や汗が止まらなくなってただろう。
しかし何度でも言うが、 オレ達は酔っていた。
ボビーは頬杖をつき、人差し指でトントンとテーブルを叩く。
「え、なに、…ほんとだぁwww!!!」
「ガチギレじゃんしろせんせー」
「あっははははははぁ゙!!…げほ、」
笑い過ぎてキャメロンが咽たくらいには面白かった。
そこでオレは気づく。
コイツ殆ど呑んでなくね???
見れば初めに頼んだジョッキが3分の1も残っている。
キャメさんでさえ明日は仕事がないと言って4杯目を追加しているのを見たのに。
あ、まずいかも。
一瞬で冷めた頭で考える。
ボビーがまちこりを恋愛的に好いているのは随分前に聞いた。いくら酔っていたとしても流石に唇へのキスはマズかったか。
「まちこちゃ〜ん、そんな誰彼構わずキスしたらいかんよ」
そう言ったボビーはいつも通りで。
あれ、案外普通かも。
「そろそろ帰らんと危ないやろ。…送ってくわ」
そう言って立ち上がるボビーの柔らかく吊り上げた口角がぴく、と痙攣していて、彼が恐ろしいまでに怒りをコントロールしていることに気づく。
「ボビー…!」
そう咄嗟に声を上げれば、
「どーした? 」
と振り向く顔には口を挟むな、と書かれている気がして。
「ちゃんと帰せよ」と伝えることしか出来なかった。
「まちこぉ、俺の家でええよな?」
返事が帰って来るわけがないと分かっていて問い掛ける。
店から連れ出したまちこをタクシーに乗せて俺の家へと向かった。
ガチャガチャと乱暴に鍵を開ける俺は、随分と苛立っているらしい。
「…ほら、おいで」
思えばまちこを家に上げるのは初めてか。
そりゃそうだ。
まちことしても付き合っているわけでもない男の家にほいほい上がらないわな。
取り敢えず転ばないように電気をつけてリビングへと案内する。
そのまま俺のベッドへ寝かせようと思っていた。俺はソファで寝ればいい。
これからアピールして意識してもらえばいい、そう思っていた。
まちこの上着を脱がせた時にふわり、と香ったのはりぃちょの香水で、俺は知らずのうちに舌打ちをする。
こんなに匂いが移る距離にいたなんて。
「…まちこ、風呂入れる?」
そういえば「ん〜」というなんともふにゃふにゃとした返答で、まぁいけるか、などと考えてまちこの手を引く。
「服、そのままにするな」
一言声を掛け、浴室の扉を開ける。
そのまま眠そうな顔をするまちこを小さなイスに座らせた。バニラの香りがするバスボムを浴槽へ入れて、 シャワーが熱すぎないか確認する。
髪が濡れないように一つに括り、服を着ているまちこの肩へお湯をかけた。
「あったか〜い」
とんでもなくバカみたいな感想を言うまちこに思わず笑ってしまう。
「なぁ。ちょっとこのまま待て、出来る?」
脅えさせないように柔らかく言えば「うん」と言う子どものような返事をした。
暖房はつけてあるから寒くはないだろう。
俺は急いで寝室へ行くと暖房をつける。そのままリビングへ行き、暫く悩んであと一杯分入っているワインのボトルを手に取った。
浴室へと戻れば、 今だに酔いは覚めていないらしく、眠たそうな眼を擦っていた。
バスボムでミルク色の浴槽に手を突っ込んで温度を確認する。
「…まちこ、入れるで?」
うちの風呂は割と広いから、2人でも余裕で入れるだろう。
そっと膝の裏に手を回して横抱きにすると、俺もそのまま浴槽へと浸かる。
どうせ後でもう一度シャワーを浴びるのだから、今はそこまで丁寧に洗わなくてもいいか、と考えた。
ます俺が先に湯船へ座り、跨がせるように太腿の上へ座らせれば、向かい合うような形になる。
先ほど取ってきたワインの栓を開け、飲み切るのだからと直接口をつけた。
ごくりと呑み下せばビールとは違うアルコールが身体へ入るのが分かる。
「まちこ、さっきみたいにキスして」
俺の上に跨る彼女へそう言った。
「?」
きょとりと目を丸くする彼女は可愛いが、今欲しいのはそれじゃない。
「ちゅーして、ほらここ」
ぺろ、と自身の口の端を舐めれば、納得したようにそっと目を瞑って俺の唇に重ねた。
ちゅ、ちゅ、と軽いキスを何度も角度を変えて繰り返す。
ちぅと可愛らしく音を立てて、柔らかい体温が離れるのが分かった。
じんわりとお湯の温度で薄桃に染まる彼女に声をかける。
「次、口、開けて ?」
言われた言葉を素直に実行するまちこ。
普段の様子からは想像も出来ないくらい可愛くて動作も幼い。
小さく開いた口に自分のそれを重ね、舌を捩じ込む。
ぴく、肩を揺らすまちこを抱きしめるように手を回し、頭の後ろを固定する。
彼女の舌の裏を優しく撫でれば微かに俺の服を掴んだのが分かった。
そのまま歯列をなぞり口の上にある口蓋を掠めれば「んぅ」という可愛い声が出る。
そこを何度も何度も重心的に攻めれば、ゆるゆると腰をこちらへ押しつけてきた。
お湯の温度と酸欠でふわふわとしている彼女から口を離す。
「…そろそろ上がるか」
そう言えば、まちこが物足りないような表情をしてこちらを見上げる。
そうなればもう、こちらものだ。
このままじゃ風邪引くから。
彼女を刺激しないように、違和感を持たれないように服をゆっくりと脱がし、大きめのバスタオルを巻きつける。
俺も濡れた自分の服を脱ぎ、軽くタオルを巻く。
「よ、っと」
危なくないようにまちこを持ち上げればぎゅ、と首へ手を回された。
そのまま寝室へ彼女を運ぶ。
怪我をしないようにそっとシーツへ降ろして隣へ寝転ぶ。
「まちこぉ」
「ん〜?」
「このまま寝る?それとも、」
言い終わる前にちゅ、と俺の鼻へキスをしたまちこ。
それを見て、彼女の酔いはまだ覚めていないことに気がつく。
それは随分と、
「好都合やなぁ」
「ぁ゙、ん♡♡」
意識が覚醒すると同時に、暴力的な快楽が私を襲っていることに気づく。
「な、なに、っ」
パチリと目を開ければ、目の前には知らないどころではない。
ビジネスパートナーとして敬愛しているしろせんせーが私を見下ろしていた。
「あ、起きたん?」
寒くない?と問い掛けるせんせーは普段と同じように話しかけてくる。
「ま、待って、なにしてんの…?」
付き合っているわけでもないせんせーと何故こんな状況になっているのか分からなくて、知らずのうちに涙が出てくる。
そこで、私の身体の中で違和感を感じることに気がつく。
それが何かなんて知りたくなくて、
「やだ、やめっ、んぁ゙♡♡!?」
一度落ち着かせようと身を捩ると腹筋に力を入れてしまい、せんせーのものが私のナカにあることを嫌でも分かってしまう。
「はは、急に締めんなや♡」
心配しなくてもちゃんと気持ちよくするから。
そう言って彼は私の顎を掬うと、無理矢理私とキスをする。
ぎゅ、と口を閉じて決して舌が入らないように力を込めた。
するとせんせーは諦めたのか口を離し、私を抱きしめた。
それだけで彼のものが深く私へと挿さる。
「っ、♡♡は、♡」
喘げば彼を喜ばせるだけだ、と声を押し殺す。
その時。
突然ぐるりと視界が周り、より一層強い快感を拾う。
気がつけば私と彼の位置は逆で所謂騎乗位と呼ばれる体位になっていた。
「ッぁ゙ぁ゙ああっ♡♡や、待ってッ゙♡♡」
彼が動かなくても勝手に子宮がきゅ♡と締め付けてしまい、それによって更に彼のを感じてしまうという最悪の悪循環に陥っていた。
「なぁにまちこちゃ〜ん♡勝手にひとりでイってんの?」
にやにやと楽しそうに笑いながらそう言うせんせーを睨みつければ、
「っは、そこ♡や、だ…ッ゙ッ♡♡!」
ごり、と下から腰を強く打ち付けられる。
あまりの快楽に仰け反れば、ぐりぐりと覚えさせられるように押し付けられた。
そのままトン♡トン♡と緩く握った拳で、私の腰を叩かれる。
上からの振動が柔らかな内部へと伝わり、息ができないほどの快感が私を襲った。
「ほら、ちゅーしよ♡」
私の首の後ろにするりと腕を回し、ぐっと引き寄せられる。
突然のことに対処できなかった私の唇は彼に塞がれた。
「っ、んッ♡」
ぬる、と入ってくる柔らかな舌に、不快感ではなく快楽を感じていると気づいてしまう。
それをせんせーに悟られたくなくて、脚をバタつかせれば下から脚で押えつけられる。
そのまま彼の舌が私の舌を絡ませ、上顎の部分に触れた瞬間びくんっ♡とまるで自分の身体ではないように震える。
その部分を何度も舌が這い、それだけの ことで自分が達してしまったのが分かった。
「ぇ、なんっ♡で、んぁ゙ッッ♡♡゛!?」
「なに、びっくりしたん?…はは、そりゃそーよな、今までここあんま触れられてなかったみたいやし」
せんせーはごろりと起き上がると私の上に跨る。
ずるり、と抜かれた感覚だけでもびくびくと感じてしまった。
「まちこが寝てる間に、」
言い含めるように話すせんせーの指が、私の口の中へ入ってくる。
「あ、ぁ゙ッ♡♡なに、やめ♡」
そのまましなやかな指がする、と舌の裏を撫でる。
「ここ、色々しとったんだけど」
試してみたい?
指を折り曲げ、上顎の辺りをかりかりと引っ掻くように人差し指を動かした。
「ッ♡とめ、♡゛♡ そこ、ばっか…♡ んぁ゙…っ♡♡゛ きも、ち……ッ♡゛」
おかしい、今までこんな場所で感じることなんてなかったのに。
初めての快感に身体が言うことをきかない。
そんな私にお構い無しに、せんせーはくるくると指の腹で撫でる。
「これからもっと色んなとこ、気持ちよくしような♡」
そう笑うせんせーにきゅ♡と子宮が疼いた気がした。
以上となります。 いかがでしたか?
ご期待に添えれば幸いです。
書いてたら楽しくなっちゃって、思った以上に長くなりました。
コメント
7件
すんごい刺さりました、不憫シリーズでもっとお願いします。
想像よりも遥かに刺さりました。天才です。