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『一章 終わりの始まり』
俺は朝早くに目覚めてしまった
だから早くに外に出た
【噴水前】
降り注ぐ暖かい日差し、雲ひとつない晴天
コロシアイの状況下とは思えないほど綺麗だった
柳「はぁ…」
チ「おはようございます」
柳「あっ、おはよう。早いんだな」
チ「俺のプログラムは朝6時に起きるようになってるので」
柳「結構早いんだな」
チ「はい。…朝ごはんは食べましたか?」
柳「いや、まだ」
チ「ではバイキングにいきましょう」
柳「えっ、そんなところあるのか?」
チ「はい、かなり充実してました」
あれ…そう言えば
柳「へぇー…チハヤって飯食えるのか?」
チ「食べれません」
柳「じゃあなんでバイキングに…?」
チ「…ちょっと、用がありまして」
柳「ふーん」
チハヤはパソコンから車輪を出して、颯爽とエントランスへ入って行った
パソコンが喋ってること以上に驚きはしなかった
【エントランス】
柳「あれ?誰かいる」
チ「みなさん朝が早いんですかね」
近づいて見てみると
荒「あ!チハヤとミライ!」
水着姿で血塗れの瑞稀の姿だった…
柳「なに…やって」
荒「あー、それがさ」
瑞稀が言うには…
朝から運動しようと思い、プール行ったら
タバコ吸ってる奴がいて注意しても中々やめないから殴ろうとしたら返り討ちにされ
みかりさんに血が汚いと言われ追い出されたと…
チ「…その方、警察官ですよ」
荒「まじ?そりゃあ力が強かったわけか…」
柳「注意しても聞かないからって殴ろうとするなんて…気性荒すぎだろ」
荒「しょうがないだろ…身体に悪いし」
チ「…とりあいず食堂へ行きましょう。絆創膏を貼ってあげますから」
荒「ありがとな…」
そう言い合いながら、俺たち3人は食堂へ向かった