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まふかな かなまふ(どっちでもいいです(?))
ーー
数ヶ月前
「ねぇ!みんな!また旅行行こうよ!」
瑞希がナイトコードに入ってきた瞬間にそう元気に行った
「?!きゅ、急に叫んだらびっくりするじゃない?!」
絵名が怒り気味にそう言う
「えへへ〜、ごめんごめん!」
「ね!奏も行き詰まってるんでしょ?行こうよ〜!!」
「え…っと…」
という事があり、今日四人でとある場所に旅行していた
「…瑞希と絵名、すっかり寝ちゃったね」
そう私が呟く
「……そうだね」
そう私の向かいに座るまふゆ
「…楽しかったね」
「………うん。」
彼女はそう静かに頷く
少しそっぽを向いている彼女の頬は紅かったように見えた
「…ねぇ、最近…まふゆ、笑うことが多くなったね」
「…そう?」
「……でも」
彼女がちょっと微笑みながらぽつりと呟く
「…奏と会ってから……楽しくなった……かも」
そう言う彼女は今までの何倍も笑顔で、輝いていた
「…!!」
今まで以上に彼女に惹かれた気がした
「ね、ねぇ!まふゆ…!」
「どうしたの?」
「よかったら……これからも……ー
ーバスが到着する
最悪のタイミングだった
「…あ、絵名たち起こさないと」
結局その日は言えなかった
ー
「ね〜!奏!この前の旅行から曲、いいの思いついた?」
「…あ、ごめん…まだ…出来てないかも」
「いいや〜!全然大丈夫」
ごめん、瑞希、私、嘘ついた
本当は……
私はまふゆとのチャットにファイルを送った
頑張って作った…ラブソングを