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藤千

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藤千

2 - ^_^

♥

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2024年08月13日

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のんけのトウドウくんです

チハヤくんがただただ悲しいお話です自給自足です


















「 俺好きな人できたかも 」

そういいはなった藤堂くん。

俺にだけそのことを伝えたらしい


「千早は信用できるからな、」


ははっと笑って微笑む藤堂くんを見ると

いつにもまして心が痛かった


「 そうなんですね。藤堂くんにも好きな人とかできるんですね〜。

どうせ脳筋だからすぐLINEとか交換してアピってるんでしょう笑 」


必死にこの思いを隠そうとした。冗談混じりで

すぐLINEを交換したのかと聞いたら


「 え、すげぇなお前!なんでわかったんだ!?」

やはり脳筋の藤堂くんはすぐに行動していた。

「 わかりますよ、思ったことすぐに行動する脳筋なんですから 」


俺が一番藤堂くんを想っているのに、それなのに藤堂くんは、と考えている自分が嫌いだ

好きな人の幸せくらい望める自分でいたかった。

そりゃ仕方ないかも知れないな。俺も男で、藤堂くんももちろん男

“普通”に考えて俺なんか選ばるはずない、


そこから数十分程度藤堂くんの恋愛相談を聞かされた

心苦しかった 。 いま話しているのは俺が一番聞きたくない話だ


1番好きな人の自分のことでない惚気なんて、耳が腐るほど聞きたくない、聞きたくなかった


「 なんか顔くらいけど大丈夫か? 」

お前のせいだよ、ばか

「 いえ 、別になにも 」

「 なんかあるだろ、見ればわかる 」


見抜かれた、藤堂くんの前で涙なんて流したくなかった。

必死に拭った、そっぽむいた。


「 ごめん、この話やだった? 」

「 別にどうも思いませんよ 」

わかりやすく声が震えてしまった。



俺が藤堂くんのけと好きって知ったら、もとの関係にはもどれないな、嫌だなぁ…


「 おま、…泣いてんじゃん 」

ついにばれたか、関係も終わっちゃうな

「 泣いてませんよ … 」


「 帰ります、また明日 」


ありえないくらい声が震えていたのが自分でもわかる。

でも家につくまでは自分を隠した。

涙を拭い続けた。

どうせその女の子は野球のルールもわからないし、藤堂くんの笑いのツボさえ知らない。

もし藤堂くんがその女の子と付き合ったとしたら、放課後一緒に帰ることはなくなるし部活がオフの日の遊びに行くのもなくなる


そんなこと考えてる自分が嫌いで仕方ない。

なんで俺じゃないんだろうと言う性悪の考えも頭にときどきよぎる。


藤堂くんには出会った当初から性格が悪い悪いと言われ続けていたけどそんなことどうでも良くなるくらい好きになっていた。寧ろそう言われるのすらも好きだった自分がいるし、藤堂くんをからかいあったりする時間がなによりも楽しかったし、一緒に練習するのも楽しかった。

帰り道も一緒で、一緒に寄り道したり、勝負したりした。クラスも同じで隣の席だし 1番俺が藤堂くんのこと見てるし、『 寝ててテスト範囲わかんねーから教えて 』とか言ってくるしそのあと勉強会ふたりでしたりするのもテスト前の定番だった。

普通勝負は相手の弱いとこをついて、自分を優位な立場にして挑むのが人間の本能なはずだ。

でも藤堂くんは違った。俺よりフィジカルが上回ってるのも分かってたと思うし、そういうことで勝負していれば勝ちも確定しているのに、わざわざ俺と対等な立場で勝負してくれる。時には俺の方が有利なお題を出してくるとこもあるし。

俺が色々気にしてることには絶対触れてこないし、寧ろ「藤堂くんもですよね?」って言って「ばれたか〜」みたいな会話をして和むいじりしかしてこないから話しててとても楽だった

こんな些細な気遣いをしてくれるのは藤堂くんだけだろうしほんとに藤堂くんに好かれた人は幸せものだな、とつくづく思った。





『 幸せになってください。応援してます』


と言うメッセージを残した。

そのメッセージの裏には俺と幸せになってほしかったという意味も込めたが、単純バカの藤堂くんには気づくわけもないですよね。


いつか俺の良さに気づいてくれればいいのに。

と密かに思った自分がいた。












やっぱとどちいいですね!!!!!!!!!!!!

受けが可哀想なのが好きなんですよ性格わるすぎるかもだけど^^;

口調迷子ですごめんなさい

千早の可愛さ5%も引き出せなかったです(;_;)

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