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不信感。
私は仲間を信頼しているのだろうか。
私は仲間から信頼されているのだろうか。
最近よくそう思うようになった。
仲間と行動し始めて早2,3ヶ月経った。
最初のうちは良かった。
人と話すのが苦手で、 拒絶されたくなくて、 嫌われたくなくて。 怖かった。
だから何も考えずただ生きていた。
そんなところに騒がしい連中が来た。
五 月蝿いなと思った。
でも、楽しそうだった。
「仲間を探してる。」
そんな言葉が耳に入った。
そのとき不覚にも思ってしまった。
私がその仲間に入れたら と。
彼らの目的なんて知らないし、 知ったとて何になるんだと。
そう思っていた。
「仲間に入ってくれないか。」
しまった。
どうやら彼らは1人ずつ聞いてまわっているようだった。
昔から頼み事は断れない性分なもので、つい。
「はい」
答えてしまった。
なんてサイテーな始まりなのだろう。
仲間になった理由、物語。
そういったものは大抵あるはずなのに。
私以外にはあるのに。