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「えー、唐突なる更新、失礼します。この度、坂本さん分身事故を起こしてしまい誠に」
「「申し訳ございませんでしたー」」
「ってなんで私らが謝らされてるネ。」
「さぁ。でも銀さんは物語の進捗上出れないから僕らが変わりにやるしかないよ。」
「吐いたもっさんと逮捕されたもっさん、二人にひとつネ」
「それを言うなら二つに一つ。使う場面違うし。それに分身設定にしろって?無理だよそれ。確かに背後コレ思い出した途端「どっちか偽物にすりゃ良くね?」って考えたけど。てことで本来の2話スタートです。」
「タイトルも変更してるケド。どーぞアル。」
「は!?万事屋!?おめェ新八くんのこととか知らねぇってどー言う!?」
と近藤が声を荒らげ問いかけるが動じることなく
「そのー何?新六?誰?ホント。っつーか俺が聞いてんのはコンビニ!」
と腕を縦に振り子供のように言う。
「コ、コンビニならあっち…だが…?」
「おー、サンキュー」
と指指した方向に走っていく銀時。
とその後パンクしたパトカーを見て仕方なく押すことにする。
「ったく…なーんで、パンクさせられちまうかなぁ!」
力を全力で込め進んでいると
「なんか後味悪ぃから手伝うわ。どこまで押せばいい?これ。」
横から気づけば銀時がパトカーを一緒に押している。
それに呆気を取られた。
「あのー?これどこまで押せばー?ゴリラ。」
いつも通りのツラで片手で鼻をほじりつつ言う。
「ゴリッ…俺ゴリラじゃないから!人間だから!後これ屯所までお願い!」
「サラッと要求したよ。このゴリラ。あっ、懐にバナナあるけど、いる?」
「貰おう!」
「やっぱゴリラじゃねーか。」
「どんな判断基準!?」
コンビニの道を何故聞いてきたか、用はしれているが聞いておこう。と近藤は思い。
「そ、そういやおめー、コンビニに何の用だ?まぁ知れてるが。」
「…ヤクルコ。100本。」
「ひゃっ、100本んんんん!?」
その数の多さに驚く。
「か、金はあるのか?」
すると懐を探りどんぐりを5個ほど出した。
「これ…。」
「どこの世界の通貨!?」
「…無理ならやるよ。」
と近藤の方にどんぐりを包んだ手を伸ばす。
「い、いや要らねぇよ…。」
「要らねぇのか?」
とキャラ崩壊満載だが死んだ目をうるうるさせながら近藤を見る。
可愛らしさの欠片もなかったが受け取ることにした。
_ありがた迷惑だよこれ…
そんなやり取りをして車を押し進めていると。
「ありゃ〜!車がひとりでに動いちゅう!なんじゃぁ!天人かえ!?あっわしこういうものですぅ!」
と車の前で騒ぐものが1人。
「ちょちょ!アンタ後ろ!車がひとりでに動くわけないじゃないですか!」
と一応声をかけると前の人物は後ろに回ってくる。
その人物はもじゃもじゃした頭に黒い着物、その上に赤に黒のラインの入った上着を着ている。
銀時はその人物を見るなり驚いた表情を浮かべ
「…!!トトロ!」
「と、ととと、トトロ!?」
その人物も銀時を見るなり
「金時ィ!金時じゃなかか!?」
とまるで知り合いのように接する。
人物は近藤を見。
「んおっ、初めて会うのう!」
と名刺を出してきた。
そこには『快援隊 坂本辰馬』と記してあった。
「あ、ああ。坂本…でいいか?」
坂本は大口を開けて笑いながら
「良かよ!おんしゃ…ゴリさんでええかの!」
「良くねぇから!」
「いいぞ〜トトロなんならもうオシャレにゴリっさん」
と何故か銀時も加勢?する形に
「何それ!」
「あはは!ええのう!」
「嫌だから良くないって!」
するとまた銀時は懐を探りどんぐりを今度は10個出す。
「トトロ、あげる。」
坂本は子供相手にするかのように微笑み、
「ありがとうの!おぉー!こんなにぎょうさん!どっから拾ってきたんかえ?」
_こ、子供と親ァ!?
そんなことを内心で叫んでしまう。
微笑ましいやり取りを見ているうちに近藤は
_あっれぇ?万事屋、キャラ崩壊してねぇか?元々こんなキャラだっけぇ?
と思う。
「んぁっ、…局長の乗ってったパトカーだ。」
と気づけば屯所に着いていた。
「んおっ、ザキか!」
「局長!おかえりなさい!」
と山崎は近藤を見るなり敬礼する。
山崎は坂本と銀時を見るなり
「あっ、お二人さん…って旦那ァ!?」
驚くが銀時は動じず相変わらずである。
「ま、まぁ質問させて頂きます。」
と紙とペンを持ちつつ山崎が2人を集める。
「近藤さん、なんだありゃ。天パにもじゃもじゃ、またなんか拾ってきたのか?」
土方が屯所から出てくる。
「んや、別に意味はなくってな。タイヤがパンクして一緒に押してもらった。」
「意味あるじゃねーか!」
「攘夷戦争経験や、攘夷浪士らとの関わりはあったりは」
銀時は黙り込むが坂本は
「攘夷戦争ならあるのう!確か〜『声のデカイ人』って名前が…」
_ええぇぇえ!?うっそぉ!そんな人と行動してたの!?
今まで知らなかったのである。
すると山崎は手錠を取り出し、坂本にかける。
坂本は手錠をじーっとじっくり見る。
「なんじゃぁ?こりゃ」
「逮捕です。 えー、10月24日10時57分元・攘夷志士逮捕。」
銀時はすぐに動き山崎の首元に刀を添える。
「現攘夷志士、この坂田銀時を捕まえた方がいいんじゃねぇの?そいつァ頭ん中カラダぜ?」
そう山崎の首元に刀を構える銀時には異様なまでの殺気が漂っていた。
まるで獣…いやそんな簡単な言葉ではない。
地獄にいる鬼のよう…。
土方は思わず刀を引き抜き、銀時に切り掛る。
「なっ!トシ!」
と近藤は止めようとするが遅かった。
土方の刀を容易に止める。
「乱暴は行けないんじゃないの?それでも警察?」
「てめぇが言えた義理かよ。」
すると銀時は切る勢いで刀を振り、それを後ろに跳ね避ける。
「こちとら白夜叉っつー肩書き背負ってんでね。」
また銀時基白夜叉に横一文字に切りかかる。
が直ぐにまた避けられ連続で攻撃を繰り出す。
意図も簡単に避け続けられる。
土方も人間だ、体力がそう長く続く訳じゃない。
息が切れ、刀を引いたところを白夜叉は突こうとするが土方は咄嗟に手のひらで刀を止める。
手のひらを刀は貫通する 。
そう怯んだ隙に白夜叉は土方を壁に蹴り飛ばされ、壁に半分埋もれる。。
その上壁が崩れ、潰されそうになった。
白夜叉はすぐ様走り向かって土方の埋もれた方を刺し、刀を抜く。
「トシィィィィィィ!」
「副長ォォォォォ!」
「む、銀時は見つかったか?新八くん、リーダー。」
「全くネ見たとしてもソッコーで逃げやがったヨ。」
すると桂か眉を顰め、目を瞑り。
「嫌な予感がする。」
「それは、先程から僕らもしていて。まるで銀さんは1人でって…。」
「そうか、一応、知り合いの戦力全部使ってみるか。」
唐突な発言にあっけらかんとする。
「桂さん、それ、どういうこと?」
すると桂は考え込みここでは伝わりづらいが約20秒はあった。
「分からない。」
「分からないんかいぃぃぃぃ!」
神楽は暇すぎたが故、道の箸でありの行列を見ている。
「どーするんですか分からないって!銀さんが黙ってどっか行って!すっごい変わり果ててたんですから!」
その言葉を聞き何を思ったのか桂はハッとした顔を浮かべ
「新八くん、目つきはどのような感じだった?」
「普段と変わりませんね…。でも気配はすごくて…例えれない…。」
「しまったァァァ!これはやばいぞ、すごいぞ!あっいや凄くはないが。」
「え?何がですか!?ってかこんな真昼間から街中で!」
「やばいぞォォォォォ!」
「そろそろ黙れぇぇぇ!!」
堪忍袋の緒が切れ、桂をガツガツと蹴る。
「アダっ、いだっ!よ、容赦無いッ!」
すると神楽が後ろに跳ね、新八達の所に下がってくる。
神楽の目線の先には路地裏があり、そこから誰かが出てくる。
「見た事あるじゃじゃ馬娘が居ると思えば、おめぇか、ヅラ。」
と高杉晋助が出てくる。
新八含む3人は目を見開き。
「ガキ共連れてどうしたんだ?見たあたり銀時も居ねぇし。」
桂は腹を括り、高杉に事の流れを話す。
「ふーん。面白そうなことになってんじゃねぇか。銀時が…ねェ。手伝わせて貰っても?楽しそうじゃねぇか。」
と影を深く入れ笑う。
だが後々、真選組、鬼兵隊総出の自体になるとは誰も予想すらできなかった
「ふ、副長が…さ、刺され……」
土方の方を見て山崎が絶対の声を漏らす。
とドアの方から
「旦那〜あっ違った。白夜叉〜も1発やったって〜でねーと死なねぇやつでさぁアイツ。」
そちらの方を見ると、沖田が口角を少し上げつつ向かっていている。
「ねぇ、土方さん。」
土方の埋もれた瓦礫の方に刀を投げる沖田。