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科戸 ゆな(しなとゆな)
鬼に堕ちた”元”嵐(らん)柱
鬼に堕ちたあとは下弦の壱として淡々と生きる
でも、人間時代の記憶は残っている様子。
−−−血鬼術(呼吸術)−−−
基本は風の呼吸を使う
不死川実弥
科戸ゆなの師範で風(かぜ)柱
始
これは、大正時代の話である
風柱の継子であり、嵐柱でもある物。
その嵐柱は、誰よりも元気で純粋な心を持ち、鬼を憎むもの。
___だったはず。
だが、ある日突然としてその嵐柱は消息を絶ったのである
もちろん、風柱や、他の柱にも知る由もなく、様々な噂がたてられたのである
「鬼狩りや柱になっても続く稽古が嫌だったのではないか」
「誰かに嫌なことをされたのではないか」
「風の呼吸が適正じゃなく、疲れたのではないか」
___「鬼に堕ちたのではないか。」
これは、消息を絶った柱と、それを追う9名の柱の
悲しくも儚い、恋のお話である。