【序章】
「「「「曼荼羅ー!!!!」」」」
久しぶりにメンバー全員が集合して酒を飲んだ。その日は結構テンション高くて、酒の勢いもエグかった。
ut side
ut「ん………」
地面が硬い。そうや…、久しぶりにグルッぺン達と飲みに行って……、そのまま寝てしもたんやっけ…、
???「お、大先生起きたぞ」
この声は…、ロボロか。なんや、迎えに来てくれたんか……
ut「んぁ……、ろぼろ…今何時や?」
rb「何時も何も、俺はここがどこか分からへん」
ut「何を言うてんのや…?俺ら居酒屋で飲んどったやろ…」
重たい瞼を上げて、スマホを手に取る。ホームボタンを押したが反応は無し。充電切れ…?おかしいな、飲み始める前は結構あったのに…
ut「ロボロ、スマホ持っとる?」
rb「持っとるけど電源つかん。」
使えん男やなぁ、と思いつつ体を起こす。頭がガンガンする。ぼやけた視界のピントが合っていくと同時に、漸く事の重大さを思い知ることになる。
ut「……ここ、どこや」
中世のヨーロッパの城下町のような、暗い街だ。大通りのド真ん中で寝ていたのにもかかわらず、人の気配がしない。立ち並ぶ家々からも、人が住んでいる気配が感じられず、どれも空き家といった様子だ。街灯はチカチカと光が点滅していて、不気味に感じられる。
rb「だから言ったやろ?俺ら以外に人おるんかな…」
日本とはまるで違った街の雰囲気で目が覚めた。とりあえずどうしたらいいものか…
???「あー!おったー!!」
背後から聞こえて来たのは―
ut・rb「「ゾム?!?!」」
緑色のパーカーを着て嬉しそうに手を振っている。見たところ1人のようだ。
zm「いやー、良かったわ!エミさん置いてきたけど!www
他のメンバーはどこにおるん?」
さらっと爆弾発言するのやめてくれ。エーミールが可哀想やろ…
rb「わからん。ゾムはどこにおった?」
zm「俺はあの煙突のとこの路地裏で目ェ覚めたで!」
随分と近いところに居たらしい。もしかしたら他のメンバーも案外近くにいるかもしれない。
???「ん?あれ大先生じゃね?」
ut「……ショッピ?チーノも居るやん!」
紫のヘルメットを被ったショッピとぐるぐるメガネを掛けたチーノが並んで立っていた。
shp「うっす……、途中でチーノ居ったんで連れてきました」
ci「にしてもここどこやねん!」
rb「結構揃ってきたなぁ、あとは誰や?」
shp「レパ、シャオさん、部長とトントンさん…、グルさんとオスマンさん…?かな」
???「………私のこと忘れてません??」
ショッピの背後から幽霊が現れたかと思った。
shp「ッッッッエミさん?!?!…びっくりしたァ…、」
エーミールがショッピの背中からニョキっと出てきた。
いや…、俺も正直ビビったわ
em「ゾムさんも酷いですよね。私のこと置いて行くなんて…ここまでめっちゃ寂しかったんですよ?!」
ut「エーミール、シャオロンとかはどこにおるんや?途中で他の奴ら見た?」
em「いや…、ここまでは1人やったよ」
shp「……じゃ、シャオさん探して合流しますか」
【メンバー一覧】
gr▶︎グルッぺン
os▶︎オスマン
ut▶︎鬱(大先生)
kn▶︎コネシマ(部長)
tn▶︎トントン
zm▶︎ゾム
sho▶︎シャオロン
em▶︎エーミール
rb▶︎ロボロ
shp▶︎ショッピ
ci▶︎チーノ
rp▶︎レパロウ
計12人
ルール説明は次回します( . .)“
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