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第5話
スポッチャ……何かと初めてかも……
カップルでしか行くイメージなかった……
「よしっまず何する?」
「え、えぇと……」
「スケボーとか?ww」
「いや乗れないですよww」
「俺もww」
「なんで言ったんですかww」
「ないこくん上手そうな顔してるじゃん」
「どうゆう顔なんですかwww」
りうらと話しているようなそんな感覚が戻ってきた
夕方頃
「久しぶりにめっちゃ疲れた……」
「ですね……社会人になってこんな動いたの初めてです……」
「でも楽しかったねww」
「ですねwww」
「なんか青春って感じするなww」
「こんなに楽しいの……懐かしいかも……」
「感覚戻ってきた?ww」
「……はい!」
そうか……俺は暗い過去に囚われすぎていたんだ
いつも頭の中心にりうらが亡くなったこと
俺が殺してしまった……
その事ばかり考えてしまっていた
でもりうらと過した時間はそれだけじゃないだろ
たくさん笑って
たくさんはしゃいで
時にはぶつかって
でもすぐ仲直りして
そんな楽しいの方が長かったのに一瞬の出来事に囚われすぎている
こんな俺を見てりうらは嬉しいのだろうか
いや、そんなわけないだろ
りうらと過した楽しかった日々を頭の中心に置いたら
それが生きがいに変わるんだ
俺……りうらの分まで生きるから
俺がおじいちゃんになるまでそこで待ってて
でも心残りはあるそれは
りうらに好きって伝えれなかったこと
天国で絶対叶えるから
その日まで待ってろよ!