???「ここは情報発信の塔。この世界各地の
情報を集め、世界に発信する役割をもつ塔だ。」 げん「へぇ~すごい…こんな技術があるんですね」
???「あっ…そういえばこの世界について話していなかったね。」
???「こっちだ。」
僕たちはエレベーターで上へと上っていく。
窓から外を見ていると、なんだか空が変だ。
黒いような、なんだかゲームが「バグ」を
起こしたみたいに…。
げん「なんだか空が変ですね…」
???「確かにな…そういえば私の名前を教えてないな…私はレイだ」
さや「レイさんですね…よろしくお願いします!」
レイ「おぉ…そんな堅くならなくてもいいんだ。
ぜひレイと呼んでくれ。」
さや「はっ……はい!」
「ピンポーン」
「最上階に着きました。」
げん「おっ着いた!」
ヒュー…ガチャン…。
レイ「さてこの世界についてだが、この世界は
[futureword]未来の世界と呼ばれている。」
レイ「君たちの世界が[realworld ]現実世界、こちらの世界は簡単にいえば、架空の世界。」
レイ「そう…この世界は現実で生きる君たちが望む世界。つまりあらゆる人が創造した世界だ。」
げん「そういえば今、空が変なのってどうして?」
レイ「あぁ、これは君たち現実世界の人間が来た時に発生する[bug]バグだ。 」
こーてん「えっ、バグはゲームで起こるやつですか?」
レイ「あぁそうだ。この世界のバグとは君たちを飲み込もうとする敵が現れるのだ。 」
くじら「えっ、それって私たち自体がバグるんですか?」
レイ「えぇ、飲み込まれると自我が保てなくなり、最終的には[crash]破壊される。」
ゆしら「わぉ…そういえば、そいつらはどうやって対処するの?」
レイ「あぁ…それには君たちの力が必要だ。」
げん「えっ…それって戦うの?」
レイ「あぁ、そうだまずは準備だ。」
そして「シミュレーション室」という部屋へ入っていった…。