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br side
チクタクチクタクと時計の進む音が聞こえる。何も気にせずに作業していたら、こんな時間だったみたいだ。
br 「雪…降ってるなぁ」
窓から外を見ているとnakamuが雪遊びをしているようで、楽しそうに遊ぶ緑色や嫌そうな顔をしながらも付き合っている青色と黄色が見えた。でもスマイルは見えない。きっと彼のことだ仕事中だろう。
胸には寂しいという言葉が浮かんでいて、かまって欲しいだなんて思っていて
br 「こんなの…我儘かなぁ…」
いつも誰かしらと一緒にいるから余計寂しいなって感じてしまう。
br 「談話室…いや図書室に行こうかな」
本でも読んで、この心の穴を埋めてもらおう。
sm side
モニターと睨めっこをし始めて4時間。
そろそろ目が痛いので部下に交代させ、少し休憩することにした。
カツカツと自分の足跡だけが廊下に響いた。今俺が向かっているのは図書室だ。これだけ寒いのに誰が外になんて出るかよ。とか悪態をついていると気がついたら図書室の前に立っていて、中からはペラペラとページを捲る音が聞こえてくる。嗚呼Broooockがいるのかと瞬時に理解する。何故わかるかと言えば、メンバーの殆どは滅多と本を読まない。だが、俺には及ばないが、Broooockも本をまあまあ読むのだ。そんなBroooockには癖みたいなものが合ってそれが、寂しいと感じた時に図書室に来て本を読むことだ。
sm 「構ってやるか…」
ガチャリと図書室の重たい扉が開く。
そこには静かに涙を流しながら、本を読むBroooockがいて。俺が来たからか驚いたような素振りを見せた。
寂しいなら構ってやらないことはないのにな。
なんてうっすら思いながら彼と談笑し始めた。