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続きです
一瞬話の中にきんときさん出てきますが
きんときさん自体は出てきません
きりやん視点
「きりやん!一緒に弁当食べよ!」
「え、俺と一緒に食べても楽しくないと思うけど……いいの?」
「いいのいいの!俺はきりやんがいいんだから!」
「……!」
今、すごいドキドキしてる。
絶対顔赤い。
ヤバい、こんな気持ちなかむにバレたら………
「____……ふぅ……………。」
「じゃあ、屋上行こ」
「え、いいの!?やったー!」
✧• ───── ✾ ───── •✧
なかむ視点
「きりやん!一緒に弁当食べよ!」
「え、俺と一緒に食べても楽しくないと思うけど……いいの?」
………そんなこと、言わないでよ。
俺はきりやんだからいいんだよ
「いいのいいの!俺はきりやんがいいんだから!」
ヤバい、言っちゃった………
気持ち悪いヤツだって思われたかも……………
今、めちゃくちゃ心臓バクバクしてる。
「じゃあ、屋上行こ」
「え、いいの!?やったー!」
✧• ───── ✾ ───── •✧
きりやん視点
「__……………!!」
ほんとになかむはよく喋るな。
…………なんだか安心する。
こうしてずっと………
なかむと他愛のない話が出来たら
どんなに幸せだろう。
それにしても、
「きりやんがいい」か………
そんなことを俺に言ってくれるやつなんて、
本当にいたんだな……………
「へへ……」
「?きりやん?」
「!な、なんでもない」
「ご馳走様。そろそろ昼休み終わるし、教室戻ろ」
「うん!きりやんと一緒に食べた弁当、美味しかったよ!」
「……………そう」
なかむなら普通に言うであろう言葉に、
こんなに胸を高鳴らせてしまうなんて……………
俺は小さな声で呟いていた。
「はぁ……俺も美味しかったよ」
✧• ───── ✾ ───── •✧
なかむ視点
「それできんときがさー!!」
きりやんはあんまり喋らないけど、
俺の中身のない他愛のない話だって
ちゃんと耳を傾けて、聞いてくれる。
……………なんだか安心する。
ずっときりやんと話してたいな。
ずっときりやんと弁当を食べていたいな。
……………このままずっと、きりやんと一緒にいられたらな……………
「へへ……」
「?きりやん?」
「!な、なんでもない」
「ご馳走様。そろそろ昼休み終わるし、教室戻ろ」
「うん!きりやんと一緒に食べた弁当、美味しかったよ!」
「……………そう」
……………素っ気ない声。
きりやんは美味しくなかったのかな。
俺はすごく美味しかったし、楽しかった。
……やっぱりきりやんは、俺なんかのこと……
「……………俺も美味しかったよ」
……!!
今、聞こえた。
なんだ、きりやんも美味しかったんじゃん。
次回へ続く
次か次の次くらいで終わる予定です
(予定は未定なので変わる可能性大)