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mzybzm side
……朝か
窓から太陽の光が差し込む
時計は8時半を指していた
ゾムはもう下に降りたらしい
『起こしてくれてもええやんか?!?!!』
文句を言いながら支度を終わらせ、リビングへ降りる
リビングに着いたやいなや、鬱と大先生が居ないのに気が付く
『あれ?鬱達は?』
「ん?あー病み期らしいっすよ」
『あぁ……ふーん?そうか』
……予定空けとくに越したことはない、と思いつつ朝飯を終わらせる。
5分後、大先生から案の定LINEが飛んでくる
「すまん今日暇か? 」
『何でや?』
「鬱のこと見てくれへん?」
『いやまっ、まぁ知ってたけどさ』
「今日俺大事な仕事あるねん〜!!頼む〜!! 」
『今度飯奢れよ』
「 助かるわ」
まぁ……案の定やな、と思いつつ鬱の部屋へ向かう
途中でネクタイ結びながら走って転ぶ大先生がいた気がするが……まぁ気のせいか
あとは……紫髪のセンター分けグラサンが付いてきている気がするがまぁいい
そんなことを考えていると部屋の前に着いた
(コンコンッ)『鬱〜?入るで〜』
「……」
返事は無い
「ワイやで〜お邪魔〜」
「……」
返事がない。ただの屍のようだ
大先生は薬を飲ませはしたと言ってたな
薬飲ませたいがあと1時間立たんと飲ませれんのよな〜……あぁ、
『せや、ゲームしようぜ?』
「……うん、しよや」
「良いっすね〜なんのゲームします?」
『一旦マイクラか』
「安定やな〜」
『鬱、それでええか?』
「もちろん」
ゲームには病み期でも食い付いてくるんだよな
こういう所もアイツと似てんねんな〜
『ショッピてめぇ……』
「わはははww騙される方が悪いんですよ!!」
「ゾムカスてめぇっ……」
『wwwwあれ?どうしたんすかwww』
ゲームをやり終える
時計は夕方の5時を指していた
ゲームが一段落してゆっくりスマホを眺めていると
笑った反動かまた病み期の波が来た鬱がぼろぼろと涙を零し始める
(こいつ、こういうとこバレへんようになんかしらんねんけど、静かに泣くよなぁ〜、バレバレやんに笑)
「これ、薬飲んでください」
手馴れたように薬を渡すショッピ
『慣れてんなぁ〜』
「こっちは薬でも収まらんヤツが居るからな……」
『大変そうやね笑』
そんな会話をしてても静かに泣いている
『………………(ぁー)』
「ゾムさん?」
考え事をしていると時間が早くすぎる
「…ゾムさん?鬱、寝たっすよ」
『……ほんまや?!なんも見てへんかったわ……』
考え事をしながら鬱の背中をさすっていると、泣き疲れたのか寝てしまったらしい
『……目ぇあっか』
「大先生帰ってくるまで待ちましょか」
『また起きて怪我とかあったら溜まったもんじゃないしな。こいつはやりかねんし』
「前科持ちっすもんね笑」
『ショッピのとこって前科何犯やっけな〜笑』
「10……位すか?」
『……それマジ?……』
「結構まじっすよ」
……此奴も苦労してんな
雑談をしていると大先生が帰ってきた
ショッピはなんか隠れてて草
「まじでありがとう焼肉でも奢るわ!!」
ラッキーでしかない
子守り(笑)してるだけで焼肉食えるの最高すぎんか?
「俺叙々苑で。」
……ショッピは相変わらずやな
まぁいいや、大先生も帰ってきたことやし、自分の部屋に戻ろうかな
ゲーム……おもろかったな