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次は、
エメラルドグリーンの海、
真っ白な砂浜。
と、まではいかない。
でも、綺麗だ。
こっち側は特に綺麗な気がする。
とは言っても、
まだ春だからな。
海に入るのはまだ早い。
見るだけ。
でもいい。
綺麗なものを見るだけで、気分が落ち着く。
琥珀さんが、身体を寄せてくる。
『写真、撮る?』
『うん、撮る。』
何枚か、写真を撮って、
『あ、ヤドカリさんだ、』
琥珀さんが、何かを見つけたようだ。
ヤドカリか、
見たことあったかな…
滝もそうだけど、見たことがないものがまだたくさんある。
琥珀さんが、綺麗な貝殻を見せてくる。
と、
中から何かが出てきた。
『な、なんだこれ!』
『ヤドカリさんだよ?』
これがヤドカリか…
よく見れば、かわいいけど…
びっくりした。
貝殻の中にいるのか?
砂浜を見てみると、
綺麗な貝殻がたくさんあった。
下を見ながら、歩いてみる。
琥珀さんも、着いてくる。
?
コレは?
青透明な何かが落ちていた。
なんだろう?
普通の石ではなさそう。
平べったい。
スマホで、調べてみよう。
なんて調べたらいいんだ?
なんとなくで調べてみる。
うーん、
出てこな…
ふと、それらしきものが出てきた。
『シーグラス?』
シーグラスと調べてみると、
間違いなくこれだ。
どうやら、割れたビンなどのガラス片が波によって削れて丸っこくなったものらしい。
つまり、削れたガラス片。
でも、
アートやアクセサリーなどで使われることもあるようだ。
こんな使い方があるのか、
周りを見てみる。
緑色のシーグラスも見つけた。
ちょこちょこ落ちていた。
見つけたものを全て取っていく。
琥珀さんも見つけてくれたみたいで、両手でも持ちきれないくらい拾った。
うーん、
どうしよう…
両手が塞がってしまった。
あ、
あそこにコンビニがある。
『琥珀さん、コンビニにで袋をもらおう。』
あそこで何かを買って、袋をもらってこよう。
集めたシーグラスをわかりやすいところに置いて、コンビニへ行く。
そして、飲み物を買う。
なんとか袋を手に入れた。
先ほどのシーグラスを、袋に入れる。
青色や緑色の他に、茶色や透明のシーグラスもあった。
『この貝殻、きれいだなぁ、』
一部、綺麗な貝殻も入れていく。
『もう、これくらいあればいいかな。』
コレで、何かオシャレな何かを作れるかな?
どうだろうか。