皆さん今日もお疲れ!
学校帰り、もうすぐで家につく時近所のこども達に捕まった。
「わたしちゃんあそぼう」
「あそぼう!!」
この子達は、小さい頃から一緒に遊んだり面倒見たりしてきたので現在も人気者である。昔から、
「わたしちゃん、あそぼう 」
「あそぼう」
とよく言われている。みんなのお姉さん的存在だ。こどもの成長を身近に感じる
(元気だね)
「あそばないと殴るよ」
うん、こわい
あんなに可愛かった子たちが今ではキラキラの笑顔で脅迫するように成長した。時が過ぎるのは早いな
「えー、わたしちゃん疲れた」
「あそぼうよ 」
「わたしちゃん、かえらせんよ」
と言って、道を塞がれた。
人気者の宿命か
「じゃあ、じゃんけんに勝ったら帰らせて」
「いいよ」
言質は、取った。勝てばいいだけ
「「ジャンケンポン」」
…
…
「「わたしちゃん、バイバイ」」
現実は、厳しかった。
自信満々でやった結果、11回やって10回も負けた。それも、一発で負け続けるという。
(これは、自分が弱いのか…あの子達が強いのか)
Level DOWN、わたしの自己肯定感が下がった。
次の日
「結、じゃんけんしよう」
「いいよ」
学校に行ってすぐ、結を捕まえてじゃんけんに挑んだ。
「「ジャンケンポン」」
…
…
結果、勝った。
(よし、自分は弱くない)
LevelUp、わたしの自己肯定感が上がった。
その後、愛にも挑んだが結果はボロ負けだった。
虫を見ると、捕まえたくなるのはなぜだろう。そう思う日がある。例えばそう、教室で虫が出た日とか
「キャーーーーーー」
平和な教室で愛とお喋りしていた時、奴は現れた。
「Gが出た、誰か捕まえて」
クラスの女子が叫びまくる。教室の平和が終わった。
「うわー、出たね」
男子も女子も皆逃げまくる。
「男子、なんとかして」
「やだよ!!」
自分はとりあえず、ティッシュをとり捕まえて窓から投げ捨てた。その瞬間
「すごい!!」
「ありがとう、わたしさん」
束の間の英雄へと成り上がった。
「わたし、すごいね」
むふー、悪い気はしない。自分の中学校がよく虫がでていたのて虫には慣れこっだ。家でも、家族から
「わたし、捕まえて!!」
とよく言われる
そしてそして、これから学校で虫が出たら
「わたしさん、捕まえて 」
「わたしさん、どこ?」
と虫退治として呼ばれるようになり、今まではクラスで薄かった存在がゴキブリのお陰が認識されるようになった。また、いつメンのみんなからも虫退治として最初に言われるようになった。
「わたしちゃん、タスケテ」
他にも、
「わたしさん、虫退治として一家に一台欲しい」
「ほんと、それ」
などなど言われるようになった。
が実は、皆に言ってないことが会った。自分は、投げるのが下手くそだ。バスケやバレーでもボールを投げたりするのが下手くそだ。なので、Gを窓から投げ捨てた時そのまま直角に落ちていき下の階のベランダへと落ちてしまった。この後、下の階から悲鳴が聞こえないことを祈るばかりだあ