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オレは、もうスマイルに会えないのか……と絶望して、すごく落ち込んでいた。
その後も、スマイルは学校を休み続けた。
オレはスマイルに会えないまま、2年生に進級した。
✧• ───── ✾ ───── •✧
2年生の始業式、オレはクラス分けの表を見た。
オレは確か3組だった。
…………!!!
その時、オレの目に、『スマイル』という、愛してやまない人の名前が飛び込んできた。
その時、オレはひどく安心し、喜んだ。
────また、話せるかな。
学校に、来てくれるかな……
そんな淡い期待を抱きながら、教室に入った。
sm「シャー……クん……」
sha「……え……?」
その時初めて、スマイルの方から声をかけてくれたのを、今でもはっきり覚えている。
sm「1年の時……なかなか登校できなくて、ごめん。」
sm「病気が進行しちゃって。でも今は、元気。学校に来れるくらいには」
sha「……ねぇ、スマイル。…………付き合ってよ」
オレはこの時、本当に無意識にこの言葉を発していた。
オレがスマイルと付き合えば、きっとスマイルを守ってやれると思ったから。
そして、一生かけて愛したいと思ったから。
sm「……シャークんとなら、喜んで」
sha「……じゃあ、今日からよろしくな!」
sm「ああ」
オレは、一生かけてスマイルを守り抜くと決めた。
どんな時でも、スマイルの苦しみに寄り添って……