「シグマ君、お風呂いきなり上がってどうしたの?」
「………何も無い」
其れから私はゴーゴリともフョードルとも言葉を交わさなくなった
ヒョードルへの嫉妬、………選ばれなかった自分への後ろめたさ
最初から解っては居たのに何故か古傷が傷む。何故出来たのかは解らない
私の身体の大きな傷はフョードル曰く未だ治療が終わっておらず薄皮で繋がっている状態。
どうやら治療為るにも金が足りないらしい
まぁ、正直傷が開いて来ていて血が滲んで居るのを観られなくて済んだのは大きいがな…
人に見せられる状態では無い。
自分でも痛々しいと感じる程だしこんな物彼に見せられる物じゃないから尚更だ
本音を言うなら謝りたい、がその日の夜私が眠りに着く時間帯にベランダでディープキスをして居たのを見てしまって素直になるにもなれなかった
朝になって朝食を食べようとも二人に合わせる顔も無くて何と無く避けて居た
「ねぇ、本当に大丈夫なの?」
「良い加減放って置いてくれ!!」
御前は何も悪く無いのに、冷たく当たって仕舞う私が嫌いだ、
「そっか、ごめんね!!」
無理に笑わないでくれ
何なんだ、何で、如何してこんなにも悔しいんだ…
countdown→♡5
コメント
1件
元々シグマ君とゴゴちゃんは付き合ってたがあの傷?で記憶喪失になったのかな…?ゴゴちゃんと付き合う前の記憶でゴゴちゃんはそれに傷ついた時にドス君が善心かゴゴちゃんに近づいて落としたか…♡の所がカウントダウンになってるて事はゴゴちゃんは後5日で死ぬ…?