どうも〜お久しぶりですプーメルですぬ〜🐏👋
投稿遅れてすみませんぬ🐏💦
いや〜、忙しくて中々出せなかったのとサボりの回数が多くて(( 後者は完全に私の性格上、面倒くさがり屋が出てましたぬ🐏😌🙏
えぇー!今回は新シリーズ第二話!
これ言ったかどうかは分からないんですけど(多分言ってない筈)この作品、だざむのこういうところが可愛いなぁとか、こうだったら可愛いんじゃないか?とか完璧に私得の作品ですので、私が納得してれば良い話なので「意味不」やら「絶対ちゃうやろぉ」と思う所がいくつかあるかも知れないですが!私は目にも通しませんのでお見知り置きを!!!コッ☆
でも共感してくれる人は居るはず、と思って上げ続けますぬ(ぬふふ)
そして今回はキャラ崩壊やらアイデンティティの崩壊があるかも知れないですぬので御注意を!
若干ドス太要素が強めに入っておりますぬ🐏
では!駄作の世界へ行ってらっしゃいませぬ🐏👋
暗闇に包まれた街の中。でもその暗闇は街の光に灯され、綺麗な夜景が広がっている。
そんな建物が聳えるビルの屋上に、風に煽られる黒生地のマントに肩まで伸びた黒髪の長髪。
異国人特徴の顔のパーツか均等に揃っている美顔の割に肌は死人のように蒼白く、紫色の瞳をより一層の目立たせている。
夜空に浮かぶ満月を見詰めながら、不気味な笑み浮かべる。
「ふふ、あぁ…貴方ともう一度お逢いしたいですねえ」
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「ふぁっ、…くしゅっ」
太陽が真上の位置迄登り、街の全体の蛍光灯と化した時間。
太宰は資料を通していた目を逸らし、可愛らしい嚏をした。
「風邪、ですか?」
「んー…?否、私は至って何処も悪くないよ」
「じゃぁ噂ですかね?」
隣の先輩の嚏に釣られ、中島もキーを打っていた手を止めた。訊けば風邪では無いと云う本人に、噂では?と思ったことを口にした。
「噂ぁ?…もしかして何処かの美人が私の事を…」
「ど阿呆、そんな訳があるか!とっとと仕事に取り掛かれぃ!」
太宰の言葉に、眼前の国木田が手を動かし乍らも口も動かし云った。流石要らぬ行動は起こさない者だと思いつつ、中島はそんな国木田に情けな返事をし、手を動かし始めたが太宰は太宰でのびのびと躯を伸ばす。国木田の云っていたことが耳に入って無いように見れる。
「えぇ〜?一寸は休むのも大切だよ〜?働き過ぎたら可笑しくなるぅ”っ」
「お前が来て十五分しか経っていないが其れを御前が云うな」
其れはそうだと思う。と中島は心の中で国木田に同意する。
青く澄んだ空から橙色へと染まり、ほんの数時間過ぎた頃には暗闇が徐々に街を包み込もうとしていた。
「其れじゃあ、僕先に行きますね」
「おや、敦くん今日は早いね」
「えぇまぁ…鏡花ちゃんと少し買い物へ」
「そうかい、楽しんでおいで」
「はい!では!」
そう云い残し、中島は探偵社を出ていった。
「私ももうそろそろ帰ろうか、な”ッ…っていったーい!!!国木田くーん!急に叩かないでおくれよ!」
「叩かれて欲しく無いならその書類を先ず片付けてから云え!この唐変木が!」
手に持っていた分厚い書類の山で叩かれた頭は未だズンズンと痛む。そんな太宰を他所に、国木田は帰る準備をしていた。
「おや?国木田君も上がるのかい?」
「この後少し用事がな」
「えぇー!私の話し相手いなくなったじゃあないか!」
「んぐっ…!」
現在の状況を報告する。立ち上がった国木田と机に突っ伏している太宰。太宰は拗ねた子供のように頬膨らませ、何とも成人男性と言うには幼さが顔に出ていた。そんな太宰に普通、国木田は動揺はしない。普通は、の話だ。今が今なだけに国木田は思ったより動揺をしてしまった。
上目遣いで頬を膨らます、成人男性かと疑う程の幼さが残った顔つきで、これは所謂『あざとい』仕草だった。
云わずもがな国木田は太宰のあざとい仕草に滅法弱い。尚太宰は其れを知らない模様。
「え、何…どうしたの国木田?急に呻いて、死ぬ?」
「否、何もない…と云うか死ぬわけなかろうが!!!馬鹿か貴様は!死ぬ事しか頭にないのか!」
「死ぬ事しか頭にないねぇ」
「……其れもそうだったな…じゃない!俺は出る!その資料片付けて帰るんだぞ!」
「はぁい」
じゃぁ又明日な、とその場に挨拶を残して国木田も出て行った。
「はぁぁ…話し相手消えちゃった〜…ちぇ」
そんな事を云いつつ、普段から見る能天気な太宰とは思えない程、テキパキと手際よく資料を片付けていく。周りが見れば空いた口は閉じらないだろう。
「んん〜終了っ、と」
窓から見える空は闇を象徴する黒色が街全体を覆いつくそうとしている最中だった。
「流石にもうこんな時間かぁ…今日は此処で寝泊まりでもしよっと」
そうと決まれば、と即座に行動に移した。太宰は談話スペースの座り心地の良い腰掛けに突っ伏しる。ふかふかとした其れは、荷重に合わせて躯を包み込んでくれるような心地良さが有り、本来は腰掛けとして使われているのだが稀に寝台のように使われている。
「はぁ、少し寝ようかな」
仕事を片付けるのにそんなに時間は掛からず、寝ようにも寝る時間帯では無い曖昧な時間だった。然し、太宰なので、帰る気力も湧く訳ではなく其の儘軽い仮眠を取ろうと決めた。
瞼を閉じて何も考え込まず唯、暗闇に躯を委ねる。探偵社の外から聞こえてくる自動車のエンジン音も夜風が吹き窓を叩く音も、静寂である筈なのに其れすらも音が遠ざかって行く。眠りにつこうとした。その時だった。
ガチャ、と扉が開く音が聞こえた。太宰はパッと瞼を上げる。探偵社の誰かが帰ってきたのか?否、そんな筈は無い。中島と国木田は戻ってくる訳が抑々ある訳ない。宮沢と谷崎兄妹、与謝野は依頼の件で明日に帰ってくると口にしていた。社長も出張で江戸川もそれに着いて行っている。では扉を開けて太宰の元へ寄って行ってる足音の正体は誰なのだろうか。
太宰本人はまるで最初から判りきっていたとでも云う態度な様で、仰向けになり足を組ませ如何にも常連客を相手する者のように何か用かと云う顔でその足音のする方へ顔を向ける。
「何だ、君か」
そう云えば、寝転がってる太宰を見下ろす様に光を宿していない瞳を持つドストエフスキーが乾いた笑みを零す。
「もっと驚いてくれても良いんですよ?」
「いや何でそうなるの?と云うか最初から判っていたから驚くも何も」
「おや、其れは心外ですね…心が抉られた気がして痛いですよ」
しくしくと態とらしく目を手で覆い、啜り泣きの擬音を口で表現する。
「あ”ッー!そんなの君がやっても目の保養にならないならない!どうせ来るなら、心中してくれる美しい人が善かったよ」
「おや、僕は黙ればそこらの女性より美しくなれるし、太宰君の望む心中とやら、潔く付き合いますよ?」
「何馬鹿なことを云ってんのさ…君らしく無さすぎて逆にキモイよ……。というか大前提に君は男だ!黙れば女になれるとか以前に君は男だ!そして私はそんな心中望んでないッ!」
寝転がりながら見上げてドストエフスキーにピシリっと指を指す。
「てか、君なんで此処に来たのさ」
訊き忘れていたことがあったと、太宰は咄嗟に話の軌道を戻した。
「何となくもう一度逢ってみたいな、と」
「は?其れだけ?」
「はい」
「本気で?」
「本気と書いてマジです」
「喧しい!ああぁもう!!調子が狂った!さっさと帰ってくんないかな〜?僕君に興味すら無いから」
しっしと、蚊を払い除ける動作をドストエフスキー相手にする太宰はドストエフスキーから顔を逸らし、くぁと欠伸を漏らすと涙の膜が目に浮かぶ。
「そうですか…興味がないと」
「んぇっ…」
次に聞こえてきた声は先程よりも低く、氷を張ったような冷たい声色だった。中々に聞いた事無い声に何かと振り返れば、逸らす前よりも詰めた距離に、と云うより触れられる範囲まで近ずいてきたドストエフスキーに太宰は顔を顰める。何かと思えば行成り躯を押し倒される。
腰掛けのスプリングが沈むに伴い音をあげる。其の音はまるで太宰の今の心情を表しているかのような音で、何せ見上げればドストエフスキーが蕩けたような甘い顔をして見つめてくるものだから、何とも気色の悪い顔で悲鳴を上げそうな口を頑張って抑え込む。ふふ、とドストエフスキーが甘い笑みを顔に浮べると、太宰の心臓が一瞬大いにはねた気がした。
ドキッ、としたが決して恋に堕ちた音では無い。嫌な方向に今ドストエフスキーによって向かっていることに対する焦りの方ということを判っていて欲しいものだった。
「な、ぇっ…なに」
「ふふ、此方側は慣れていても其方側は慣れてない模様ですねぇ…実に初々しいしく女々しい…流石僕の太宰君」
「君のものじゃないし…!てか退いてくんないかな?!重い〜」
「退きはしませんよ?太宰君、全く判ってないですからね…なので、無理にでも僕の気持ちに気付かせます」
すっ、ときめ細やかな肌を少しでも触れたら割れてしまいそうになる繊細なガラスを扱うように優しく撫でる。太宰はそんな行成の行動と思いの外冷たく死んだ人間のような手の温度に肩を弾ませ躯が硬直する。
「何、何が?気持ちって?寝惚けてるの君…可笑しいんじゃあないか?」
ドストエフスキーに流されているせいなのか、先程迄仕事を片付けさせるために頭を使ったせいなのか、眠たくて頭が回転出来ないのか、幾つものの可能性が有るが太宰はドストエフスキーの発言に対して理解するのに中々辿り着けない儘でいた。
「はぁ…君は頭が切れるのか馬鹿なのか…鈍いですね〜全く」
有り得ないと云いたげなドストエフスキーに太宰はその顔は僕がしたい。と切に思った。
「ま、いいですね…取り敢えず、君を攫って」
この後の言葉を紡がれる事は無かった。
「太宰さーん!」
「っ!敦君!!」
ドストエフスキーが入ってきた同じ扉から光の如く飛んできたのは腕を白虎に変えた中島であった。
ドストエフスキーも流石と云うべきか、中島が仕掛けてきた攻撃を軽々しくと避け、太宰との距離を開ける。中島は太宰を守る体制で二人の間に入る。
「やっほー!如何したんだい?」
「……あんたほんとに危機感無いんですか?馬鹿なんですか?ねぇ」
「心外だね、敦君にそんなことを云われる何て」
「僕除きで話さないで貰ってもいいですか?羨ましい過ぎて殺してしまいそうです…太宰君を 」
「なんで私!?可笑しくなあい?」
「殺しなんてさせませんよ!太宰さんは探偵社のものです!」
「そんな事を云ってくれるなんて嬉しいんだけど、君といいドストエフスキーいい、僕をものとして話すのは」
「まぁ、今回は未遂という事で此処でお預けですが、次はしっかり君を攫って僕のものにしますらね」
そう云うと、さっと軽やかにその場から消えていった。
「行ったね」
「行きましたね」
嵐のような男だなと太宰は思い、中島は喰われなくて良かったと安堵を着く。考えることは違えど、二人は共にはぁと息を吐く。
「と云うか、何で敦君此処に?」
そう云えば、と太宰は中島に訊いた。
「嗚呼、鏡花ちゃんと買い物が終わった後、国木田さんから連絡が来まして、『太宰がサボってないか監視しろ』と、と云う事で来たんですけど探偵社に入って直ぐ太宰さんの匂いと、それとは別の匂いがして…焦ったんですからね!」
「成程〜」
判っているのかいないのか、欠伸をして腰掛けに又もや寝転がる。
(はぁ…之は国木田さんに報告だなぁ)
中島は太宰の危機感の無さに不安を覚えつつも、国木田に太宰の起こった事を伝えるべく頭の中で報告書を綴り始めたのであった。
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私にしては珍しく長かったぬな〜
あ、おかえりなさいぬ〜🐏👋
いやぁ、思ったよりも酷かった。酷だった。
キャラの解像度低くなり過ぎですぬね…修行が必要ぬか〜🐏😇
今回のテーマとして、私普段テーマとか決めなくてその場に沿って作っているんですぬけど、だから大体の話まとまらなくて話がちりばんだりするんですぬよね〜、ってそうじゃなくてですぬね!普段は沿って即興で作っているんですぬけど、今回は「鈍感」ということで私にしては珍しくテーマに沿って作ったんですぬよ!
誰かこんな私を褒めて欲しいですぬわ!🐏🥹
鈍感なだざむって良いよね〜的な…
自分からリードしたりそういった経験は有るけど、自分がリードされる側はされた事無いし慣れてないんだろうなぁと思ってたらぐへへな案件()
自分が向けられてる目線に恋心を抱かれてる目線は何故か鈍いってのも良いですぬよね〜!良くある自分が狙われてるのに分かってないシチュ(?)!あれは美味しい、とにかくアレは美味しい(語彙力皆無)
それで、リードされる側はされた事ないのは黒の時代で後ろが護ってくれていたのでは?と今これ進行形で書いているのですがふと思いました。次回の話決定したなあ……。これが次回の話を浮かんだ貴重な瞬間ですぬ。目に焼き付けましょう((
えぇと、あ!そうそう!ここ全然投稿してない割にフォローしてくれる優しさ恵まれ、聖人のような方々が居まして、フォローされる度に何ていい方なんだと項垂れていることをお見知り置きを🐏😉
長い雑談をしてしまいましたぬね!訳の分からんを話にここまで目を通して頂き有難うございましたぬ🐏💕
では!また次回会いましょうぬ!
Goodばいぬー🐏👋
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次回!黒の時代のだざむ、後ろのガードが強すぎる?!デュエルスタンバイ!! あの題名、会いたくて会いたくてなんですけど、最近ハマってる歌西野カナの「会いたくて会いたくて」なんで、別に間違ってはないですぬよね?!え"っ!?