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御本人様とは一切関係ありません。
当作品はnmmnとなっております。つまり、腐ということです。意味がわからなかったら、今ここでUターン願います。
こちらは傘音様との合作となっております。傘音様が奇数、私が偶数となっておりますので、第1話をご覧になっていない方は
先に傘音様のお話を閲覧してからこちらの第2話をご覧ください。私のフォロー欄にあるので、傘音様のアイコンをタップして
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では、本編スタート
ご飯を食べた後だからか、心なしかお腹が、いや、体が重い気がする。
無理矢理手足を動かして前へ進む。
そして廊下に出ると、任務の話が終わったのか大先生としゃおさんがこちらに歩いてきていた。
sha「ぁ、ショッピ君やん。」
ut「ひさしぶりやね、」
2人とも元気に振る舞っているけれど、どちらも奇病持ちだ。
『しゃおさん、、腕、、大丈夫ですか、?』
sha「あぁ、、大丈夫やで、!」
袖からちらりと見える腕には、包帯が巻かれていた。
sha「ちょっと、切っちゃっただけやから、」
『そうですか、、』
しゃおさんは、毒性の音波ウイルスのせいで、視界が歪み、幻聴、幻覚が見えてしまうそうだ。
この奇病にかかると病んでしまうという。
それのせいでカッターで切り付けてしまったのだろう。
ut「ぁ、しゃおちゃ、ッ、ごめッ、ぼくの、せいでッ、、」
sha「ッ、!?ごめ、ショッピ君、医務室行かなきゃ、ッ」
そういって、しゃおさんは大先生を連れ去った。
大先生も、精神のダメージが大きい奇病らしい。あの2人は支え合って生きているということだ。
どちらかがもしも欠けてしまったら、、、、、、、、、、そんなことを考えるのはやめにしよう。
自分の部屋につくと、机の上に開きすぎてボロボロになったコネシマさんの手紙が置いてあった。
『ッ、!?げほッ、』
やっぱり貴方のことを考えると花を吐いてしまう。
まだ、まだ、まだ平気だ。水色の花弁だから。
自分の吐いてしまった花弁を拾い上げ、手で握る。
叶うはずもないことを考えてしまうな、ぁ、、、、
『もう一度、貴方に会いたい、』
こんなこと、言っちゃいけないのに、俺は幹部なんだから、。
だけど、、、、
もう一回、話したいな、、、、
疲れていたのか、俺はそのまま眠ってしまった。
目を開くと、ふわふわと水色の空間に浮かんでいた。
ここは夢だろう。それにしては感覚があるけれど、、
『ッ、!?』
ぼーっ、としていたら遠くにあの人の後ろ姿が見えた気がする。
けれどそれはあまりにも遠くて。
その影はどんどん闇に消えてゆく。
それを追いかけるように足を動かすが、ここは夢。そして浮かんでいるため、身体の自由がきかない。
手を精一杯伸ばしても。
指先をありえないほど頑張って伸ばしても。
彼の髪の毛にも触れられないほどだった。
まるでもう、会えないことを告げているのかのような。
いやだッ、!いやだッ、、
もう一度______
「ショッピッ、‼︎」
『ぁ”ッ!?』
全身から物凄い量の冷や汗が出ている。
『ちー、のッ、?』
「大丈夫か、!?すんごい唸ってたけど、、、」
『ごめ、大丈夫、』
「そか、、」
ちらりと時計を見ると、時刻は朝の9時。
『ッ、!?う”ぇッ、』
また、はらりと花弁が宙に舞う。
「、、ッ、食堂で待っとるな、!」
『、おう、』
ちーのはそう言い残し、俺の部屋から出て行った。
今日こそは、あの人たち全員揃っているのではないか。
行きたく、、ないなぁ、、、
また、一日一日、あの人たちが楽しく話しているのを見るとコネシマさんから離れられなくなる。
どんどん沼にはまっていく。
『行くか。』
覚悟を決めて立ち上がる。
なんとなく水色が薄くなっていたような、、、、、、、、、、
気のせいか、。
〈奇病紹介〉
sha 廻廻病
毒性を持った音波ウイルスに侵された。
視界が歪み、幻聴、幻覚の症状が見られる。
死にはしないが精神的に病む対象者が続出
ut どんより病
対象者の空気、思考全てがマイナスになる。
身体的には影響はないが、精神的にはダメージが大きい。
また、マイナス空気を纏っている為
対象者からは有無を言わず人が離れていく。
第3話は傘音様の方にて投稿されます。
閲覧ありがとうございました。