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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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月が真上に佇ころ










私は目を覚ました



━━━━━━━━━━━━━━━

こんちゃ主だよ


特に言う事も無いから先にすすむね


━━━━━━━━━━━━━━━




そしてベランダをふと見ると






そこには私が一方的に愛する人が居た





彼はただぼうっと月を見ている




何も考えていないように





私はそんな彼が好き





でも彼は違う人が好き





彼はそう言いふらしているけど




それは嘘だと直ぐに分かった



だけど結局彼は好きな人が居ない




一方通行の道を辿る恋





これが私を苦しめる






どうして





分からない





神はどうして私をこれ以上傷つける?




分からない





でもやっぱり






私は





彼が





好きだ






??視点






……今日も月が綺麗だな








僕はぽつりと呟いた







自分でも呟く気は無かった






でも綺麗なのは事実だ





太陽なんて上がってこなければいいのにな






そう思った僕に次第に笑いが込み上げてくる




太陽が無ければ僕は月を見ることが出来ない




でも太陽は月を僕らに見せてくれる変わりのように朝には月を隠してしまう





所詮は月の光はただの太陽からの貰い物なのだ





でもそれでも太陽より月の方が輝いて見える




それは不思議な事ではない





そしてその月を見ている僕を見ている人がいる





彼女はきっと僕に恋をしている




そんな事鈍感な僕でも直ぐに分かった





でも僕は彼女に恋をしていない




何故だろう





でも僕は他に好きな人が居る訳でもない





だが周りには好きな人がいると言いふらしている





なぜかって?




それはただの気まぐれ





特に意味は無いよ




でも僕はそれを言う度胸元が痛くなる





理由は分からない





ははっ僕は分からない事だらけだね







━━━━━━━━━━━━━━━

んーあ、主です



ここから話が進みそうに無い…


だけど??の人は決めている…


ここからどう物語を進めろと?


━━━━━━━━━━━━━━━


○○視点




ふぁ〜!




今日もまたいつもの1日が始まる




一方通行の道を辿る日々が今日も始まる



私は彼を振り向かせたい



だけと積極的にアピールはできない



理由は簡単臆病者だから





彼がいつか私に好意を向けてくれるんじゃないか



彼がいつか私をちゃんと見てくれるんじゃないか




私はいつも夢ばっかり見ている



これが夢見る少女って言うのかな




さて今日も学校にいかなきゃね



??視点



んん〜



あ、今日もまた遅刻だ



僕は朝に弱い


まぁただ朝に弱いだけじゃなくて



遅刻した理由はもう1つ



きっと月を見ていたからだ



でも



遅刻しちゃうけど



けど



僕は毎日毎晩月を見る



先生に怒られる?



そんな事知ったこっちゃない



僕はただ月を見ていただけだから



反省する内容なんて無い



内容が無いようって?



クスッ



僕はいつの間にか口に出していた



あんなオヤジギャグ人に聞かれたなんてたまったもんじゃない



だけど笑い声が聞こえた



あぁもう終わりだ



○○)ははっまた変な事言ってる



彼女は○○さん



いつも僕と同じ様に遅刻している



でも彼女は多分みずから遅刻している



まぁ要するに



きっとわざとしているって事だ



なぜそうするかって



理由は明白



やはり彼女は僕に恋をしている



けど彼女はみずからの気持ちを伝えようとはしていない




全く不思議な子だ




○○視点


内容が無いようって?





あ、また彼が変な事いってる




彼はBroook先輩



ぶるーく先輩だ



クスッ



あぁまた無邪気な純粋無垢な顔をして笑っている




それを見ると私も微笑ましくなってしまうじゃないですか



ははっまた変な事言ってる



私は思わず口にした



彼は気づいたようだ


ポカーンとした顔を向けて来た


次第に頭のテッペンから耳の端まで顔が紅くなっていっている



ふふっ



やっぱり私は彼が好き




━━━━━━━━━━━━━━━


どうや?


あ、主やで


ここから見物やな〜


━━━━━━━━━━━━━━━



Broook視点



おはよー



今日も何気無い挨拶をする



あっ!おはよーBroook今日遅かったじゃん



そう言ってくる彼はnakamu



唯一無二の同高の友達だ



そしてまた彼とたわいの無い会話をすませて…



Br)そういえば前渡した企画書どうだった?


Nk)あーまた内容だけ考えてたやつ?


Br)うんうん


Nk)今度採用して撮影しよっかなって思ってたから週末までには企画名考えて来てくれる?


Br)んー…OK了解



Nk)それじゃあ俺次移動教室だから



Br)んじゃあね、





僕は気づいている



けど彼女は度が過ぎていると思う




だって














彼女、また会話を録音してた









○○視点



また話している



彼はnakamu先輩



なかむ先輩だ



だけど、



仲良く喋ってるけど、



少し嫉妬してしまう


だけと、



だけど、



私は今日も会話内容が知りたいから












彼らの会話を録音している















ふふっまた”データ”貰っちゃった




あ、次の授業の準備しないとね



ふふふっ




メンヘラ?ストーカー?そんな事知らない




私はやりたい事やってるだけ、




皆に迷惑なんて掛けてないから




いいの




別に悪いことじゃないの











Broook視点



僕は知っている



全て知っている



彼女の行動全て



僕に対する行動全て



怖い



だけど



それより心配なのは



いつ直接僕に関わってくるのかだ



できればこのままの距離でいたい


あまり現状は良くないけど


だって彼女は













僕の家の近くの家をわざわざ買って

僕達の会話を録音して

僕が所属してきるワイテルズの視聴者のメンバーになり毎日毎回配信を投稿を一番乗りで見てるし

僕の隠し撮りも毎日しているし

僕のクラスの時間割も把握しているし

僕の住所、スマホのパスワードまで

僕の個人情報を全てしっているし














何よりいちばん怖いのはnakamuに迷惑かけないかだ







○○視点


あははっ!


先輩、今日はこんな事勉強したんだ〜♡


ふふっ


あはははははっ!!!!


何だか全て私の物になったみたい


私は彼の事誰よりも知っているからね


彼自身よりもっとも〜っと沢山のこと知ってるから


逃げないでね♡?


でも最近私、気になっちゃうんだ〜♡


nakamu先輩の事♡


彼はいつも邪魔ばっかりしてくるの♡


私の先輩の友達ぶっちゃってからさ♡


私は彼がだいっっきらいなの❣


だから今日殺ろうと思うの♡


良いでしょ?別に悪いことしてないんだから

















ね?

































nakamu視点


最近Broookの様子がおかしい


いつも俺と話居てる時に何か


怯えてるような


きっと気のせいだろうけど


すこし心配だ


でも大丈夫だよBroook


何かあったら俺が直ぐに駆け付けて






助けてあげるからね?














○○視点


さて決行は今日の放課後にしようかな


後ろから項を切り付けてしまえばいい


けど彼はきっと反撃してくる


だからBroook先輩を囮に使うの


我ながら完璧だね


じゃあ…







ふふっ放課後まで楽しみだな














nakamu視点


Broookを怯えさせている正体がやっと分かった


○○さんだ


彼女、メンヘラ気質のある女らしい


少し気おつけないとね


でも大丈夫だからねBroook、


俺が守ってあげるから



彼女はきっと放課後に何か仕掛けてくる


俺は変な作戦には引っかからない


こっちが引っかからせるから


○○さん、?


絶対にBroookに変な事しないでね?



その時は俺、取り乱して







○○さんの事殺っちゃうかもね







Broook視点


ぶるっっ!


!!


背筋が凍った


何か嫌な予感がする


気のせいかな…


殺気が感じる


怖いよ


怖いよ





何もしないでnakamu、○○さん
















○○視点


放課後になったね


さて、nakamu先輩…いやnakamuの帰りに使う電車は、ここで会っているはず



直ぐに決着をつけるから



覚悟しろよnakamu




nakamu視点


さて放課後になった事だし、殺しに行こうかな


○○さん…いや○○はきっと先読みして電車にくる


まぁここは正々堂々と殺られにいっちゃおうかな



許さないからな○○




○○視点


ほら来た


けどわざと殺られに来たって感じかな


でも私の場所が見つからなかったらこっちのものよ


『○○線の電車が参ります危ないので黄色い線までお下がりください』


背中を取った方の勝ち、


何気ない顔で


殺気を殺して




nakamu視点


○○は…隠れたな


でも大丈夫あんな奴には負けないから


ほら見つけたよもう


背中を取られたら負け、か


やな勝負だね


『○○線の電車が参ります危ないので黄色い線までお下がりください』



来たね


負けないから


背中はもう


貰ったから




























ドン







































○○視点


なっ!押された!?


一体どこから!?


まぁどこからでもいい


私の負け


結果はただそれだけ


電車のホームで起きた大学生の人身事故1人の女学生が死亡


ってとこかしらね


でも私は諦めないから


ほら足を見つけた


油断してる今がチャンスだね


これで引き分けね












道ずれだよ











Broook視点


『昨日未明、駅のホームで大学生2人が犠牲になった人身事故が起こりました』


『警察は2人同時の自殺行為として調べています』



どうして



『一方的で専門家は殺し合いが原因だと弛張しています』



だめって



やめてって言ったじゃん



どうしてだよ



どうして




君達が僕を悲しませてどうするの




でも





少し気が晴れたかな






○○さんは、


言うまでもなく、悪質なストーカー行為をし続け、


nakamuは、


裏で、こっそりと誰にもバレないようにストーカー行動をした、

















これが僕にとってのTRUEENDかな









先輩、振り向いて〜TRUEEND〜

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