朝は一時間二度寝がルーティン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺には3才下の弟がいる
俺より声が低くて身長も高いのに、なぜかめちゃくちゃ可愛い、愛惜しい弟だ
だが...親が共働きの影響もあり、
弟の世話は昔から、兄の俺がしていた
だから..弟の、しゅうとは...俺に依存している
❤「かざ!」
❤「一緒にお風呂、入ろうよっ」
💗「一人で入ればいいじゃん」
❤「やだ、入れない」
💗「もうしゅうと、大学生でしょう!?」
❤「かざと一緒じゃないと、いやだよ...」(上目遣い)
💗「う゛っっ」
💗「...仕方ないなぁ」
❤「やった〜✨️」
俺としては、しゅうとはそろそろ兄離れしてもらわないと...
「友達と遊ばないの?」と言っても、
「かざがいるから」と。
「恋人は作らないの?」と言っても、
「かざがいるから」と。
ブラコン超えてる
親は今別居中...もう両方とも年だから、頼るのは申し訳ない
でも...このままじゃ、将来が不安だ
そこで、俺は思いついたのだ
恋人ができれば、流石に兄離れしてくれるんじゃないかって
💗「しゅうと、大事な話があるんだ」
❤「ん?何?」
💗「単刀直入に言う」
💗「しゅうとは恋人が出来るまで、俺と関わっちゃだめ」
❤「えッッッ」
💗「この家から出ていけって、わけではないよ」
💗「ただ、しゅうとが恋人を作るまで...俺はしゅうとと一切話さないからね」
❤「...」
❤「..わかった」
❤「じゃあ、一つだけ約束してくれる?」
❤「夕食は一緒に食べよっ!」
❤「それだったら了承する」
まあ、夕食ぐらいなら、一緒でもいいかな
そもそも、俺自炊できないし...しゅうとに作ってもらうしかないからな
💗「ん...それぐらいならいいよ」
💗「じゃ、恋人探し頑張れよ!」
❤「うん..♡」
あれからしゅうとは、頑張ってるらしい
一切関わらないからね...って言っても、やっぱり弟のことだから、不安だ
だから、しゅうとの数少ない友達に、しゅうとのことについて聞いてみたら...
💚「しゅうとのヤツ、最近嬉しそうにしてますよ?」
💙「うんうん..確か、誰かといい感じだって、言ってたし」
💙「でも、誰って聞いても教えてくれねぇよな」
💚「まああいつ、そういうとこシャイだから、仕方ないと思います👍️」
良かった
気になる人出来たんだな
それでもしゅうとは、俺が大好きなのには変わりないようで
夕食はすごく美味しいものを作ってくれるんだ
おかげで俺はいつもぐっすりと眠れる
なんだかんだしゅうとはすごく可愛くていい弟なんだよな
正直LINEとかで「やっぱりかざが一番!」って言われないか心配だったけど
でも..この感じだと、大丈夫そうだなって思った
その3週間後、急な知らせが、俺の耳に飛び込んできた
なんと、しゅうとが妊娠したと言うのだ
俺はびっくりした
確かにしゅうとは、女性とはあまり関わりが少なかった
だからと言って...まさかソッチの気があったとは思わず..
しかも、俺は恋人を作れって言っただけだ
わざわざ性行為まで..
❤「ふふ、かざが背中を押してくれたおかげだよ」
❤「ありがとっ」
❤「俺...あの人と幸せになるよ」
しゅうとは嬉しそうにお腹を撫でながらそう言った
本人が幸せならいいんだけど..
一つだけ、気になるところがあった
しゅうとが、肝心の恋人と会わせてくれないんだ
「名前は?」「住所は?」「年齢は?」と、
何度言ってもはぐらかされるばかり
まあ、相手も緊張しているのだろう
でも俺は厳しいぞ...
なんせ、結婚する前にしゅうとを妊娠させたんだ
くだらない奴だったらすぐ別れさせよう
それまで俺は、しゅうとと同居生活だ
今日も、しゅうとが美味しい夕食を作ってくれた
すっごい楽しみ...✨️
コメント
15件
返信に個人的な解説させていただきます!!物語最高すぎました😊
尊すぎました!出来たらで良いんですけどかざしゅうでいちごプレイとか出来ますか?
syuサンがkzサンの事「かざ」って言ってるところもめちゃくちゃきゃわわだし超絶ブラコンな所も か”わ”い”い”ッ…あの料理怪しいな…(((そんなことありません…おっと長文失礼