コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
桜が舞う今日 、 俺は狐の村から出て行った。
「兄さま!!兄さま?!」….弟の声がする。そうか俺は寝ていたのか。
俺は玲央。俺はある日親から捨てられた。なんでか、??わかるわけがない、こっちだって知りたいね。..でも拾われた、狐のような人に。実際狐だった。狐の村の村長らしい。村長は俺を育ててくれた。
こっちの弟のような子はとうま、俺のことを兄のように慕ってくれている。本当に可愛い。
「すまん、寝ていた」 髪がくしゃくしゃの状態でこたえると
「な !! もう 、 死んだかと思いましたよ !! 」 はぁと安心したかのようにため息を零す 。
「ってなんですかその髪 .. !! 」
「ん ? 寝ぐせか ? 」
「 寝ぐせか ? じゃない !! こんなんじゃ間に合いませんよ ?! 」
そういえば今日は神の儀式だったか? そんなのもあったな 。
「 ああ、 そういえば 」
とうまは膝をぽんぽんとし、「こっちにきて!!」とくしを持ち言う。
残念ながら俺はそんな年齢でもないので遠慮した。こんな歳になって弟から髪を整えてもらうなんてとんだ笑い話だろ?
..そういえばとうまはなぜ長髪なのに髪が綺麗なんだ?、 なんて考えながら髪を整える。
神の儀式が終わりその帰り 。
弟と家に帰っている が 沈黙していた 。
..
先に口を開いたのは弟だった。
「兄さまはなにか悩み事などないのですか?」
「.. ?? 」 思いもしなかった質問でびっくりした。
「悩み事がありそうな素振りしたか 、 ?? 」
「あ 、 いえ まったく」
「じゃあなぜ 、 ?? 」
「あるのかなーと」
あいにくなかったので「ないよ」と答えた。
「そうですか、何かあれば気軽に言ってくださいね!!」
と言い、笑顔で 「また明日~!」と別れた。
急な質問でびっくりしたがあれはなんだったのだろう。
.. 、 ?