ワンクッション
・iris二次創作である。
・キャラ崩壊である。
・blである。
・青桃である。
・赤ずきんちゃんって言ってるけど男の子である。
・あなたの好みではない可能性が大いにある。
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森で一人暮らし。
赤ずきんちゃんの夢が、とうとう今日叶うのです。
ないこ「✨️✨️」
お母さん「お金は持った?」
ないこ「持った!」
お母さん「ないこのお気に入りのぬいぐるみは?」
ないこ「持った!」
お母さん「ないこの部屋のタンスとか家具はお母さんと業者さんが持っていくからね?」
ないこ「はい!」
お母さん「おうちの場所は覚えてる?」
ないこ「うん!」
お母さん「それじゃあOKね」
ないこ「うん!」
お母さん「よし!それじゃあ行ってきなさい!」
ないこ「はーい!行ってきまーす!!」
赤ずきんちゃんはるんるんです。
ないこ「ふふふ〜♪」
この子は赤ずきんちゃん。名前はないこ。
都会よりは田舎派。森が大好きで、ほぼ遊び場。
ないこ「わぁ!モンシロてふてふ!!✨️」
ちょっと変わった子だけど、好奇心旺盛で、何にでも全力な子。
ちなみにてふてふっていうのは蝶々の事。昔はこんな言い方をしてたらしい。
ないこ「おぉ〜!!✨️✨️」
森の中の家に着いたみたい。
ないこ「木で出来ておられる!!すごーい!!✨️✨️」
この家は森の中の大工さん…?が作ってくれたらしい。お母さんが頼んだんだって。
ないこ「この家を作ってくれたのは…確か………いふ…?って名前の人なんだよね!」
ないこ「なんか凄い!家作れるんだ〜…」
いふ「呼んだ?」
・・・
ないこ「わ”っ!?!?!」
いふ「驚き方おもろ〜www」
ないこ「な、なななななっ!?!?」
いふ「俺?俺はいふ。さっき名前呼んだやろ?」
ないこ「あ、うん。呼びました…」
いふ「この家、俺が建てたんよ!!凄いやろ!!」
ないこ「あ、貴方が建てたんだ!」
いふ「あれ、あんたのお母さんから聞いとらんの?」
ないこ「聞きました!ありがとうございます!!」
いふ「いやいや、そんな感謝とかはいらんってw」
ないこ「いや、でも一応建ててもらった身だし…施主(せしゅ)だし…」
いふ「俺、お礼とかあんま得意じゃないんよねw」
ないこ「へ〜大工さんだから、沢山感謝される場面なんていくらでもありそうですけど…」
いふ「え俺大工じゃないで?」
ないこ「え…???」
いふ「俺大工じゃなくて何でも屋的なやつ」
ないこ「何でも屋??」
いふ「そうそう!なんでもお店屋さん。」
ないこ「名前のセンス…」
いふ「ええやろ〜」
ないこ「まぁ、はい。」
いふ「あ、家ん中入ろうや」
ないこ「あぁ…そういえば入ってなかった…」
いふ「家ん中も結構良さげなんやで👍」
ないこ「へ〜!」
がちゃ
ないこ「おおおお!✨️✨️」
いふ「ふふwええやろw」
ないこ「はい!素敵です!!✨✨️」
いふ「ほら、家ん中探索してきなw」
ないこ「はい!いってきます!!」
いふ「ほんま、かわええ…w」
ないこ「見てきました!!」
いふ「どうやった?」
ないこ「凄かったです!!でっかい木がばーってあって、窓とかもすぱーってなってて、めっちゃ好きな感じの所でした!!」
いふ「そっかそっかw」
ないこ「はい!」
いふ「…あ、1つお願いなんやけど」
ないこ「なんですか?なんでも聞きますよ!!家も建ててもらったし!」
いふ「へ〜…ほんまになんでも?」
ないこ「はい!なんでも!!」
いふ「…じゃあ、俺と結婚して」
・・・
ないこ「…………ん???」
ないこ「…聞き間違い??」
いふ「現実。」
ないこ「…え?」
いふ「だから、結婚。して?」
ないこ「え、いや、いやいやいやいや…な、なぜ?」
いふ「街で見かけた時一目惚れでさ〜ずっと結婚したいな〜って思ってたんだよね〜」
ないこ「いや、その…な、なんで俺なんですか…//」
いふ「あれ、照れてる?」
ないこ「違います!!」
いふ「確実に照れてたでしょ」
ないこ「いや、今のは夕焼けでいい感じに顔が赤く見えてただけで俺自体が赤くなってた訳では無いです。」
いふ「今昼やで?」
ないこ「…」
いふ「ふwかわいい〜www」
ないこ「ばかにすんな!!///」
いふ「してないってw」
ないこ「くそが!!//」
いふ「ふふw」
いふ「で?どうなの?結婚してくれんの?」
ないこ「あ、その…今日初めて会った人と結婚は…ちょっと…」
いふ「そっか…」
ないこ「は、はい…」
ないこ(気まず…)
いふ「じゃあ毎日ここ来るね」
ないこ「…え?」
いふ「だって初めて会った人との結婚は無理なら毎日あってる人との結婚は大丈夫って事でしょ?」
ないこ「まぁ、はい…そうですね…」
いふ「てことで、毎日ここ来るから〜雨の日も風の日も〜」
ないこ「えぇ…」
いふ「あ、忘れてた」
ないこ「なにを…?」
いふ「…絶対、惚れさせっから。そのつもりで♪」
ないこ「えぇ…///」
いふ「…かわい♪」
ないこ「だ、だまれ!!はよ帰れ!!///」
いふ「はいはいw」
いふ「じゃあまたね〜」
ないこ「さようなら〜」
いふ「またねって言ってよ!!」
ないこ「…さようなら〜」
いふ「うぅ…😭」
ないこ「……なに、あの人…//」
赤ずきんちゃんの顔が真っ赤になっちゃった。
その様子を影から見ていたオオカミさんは、
いふ「…♪」
ご機嫌のご様子。大好きな子の照れ顔を沢山見られてご満悦。
オオカミさんは本気で赤ずきんちゃんの事が好き。
だから赤ずきんちゃんの新しいおうちも建てたし、赤ずきんちゃんに話しかけた。
赤ずきんちゃんはそんなオオカミさんからの全力アプローチに上手く対応しきれるのか…
いふ「ないこ〜?今日も可愛いなぁ♪」
ないこ「うぅ…//うっさいなぁ…///」
いふ「今日も大好きやで〜♪」
ないこ「もうだまれ///」
いふ「もうほんまにかわいい〜♪」
ないこ「か、からかうな!!このたらしオオカミがっ!!////」
いふ「え〜?ないこだけやで〜?こんなにデレデレしてんの」
ないこ「…お、俺だけ…//」
いふ「…ふw」
いふ(ほんまかわええ…♡)
オオカミさんはこれから赤ずきんちゃんの可愛さを目の当たりにして耐え切れることが出来るのか…
ないこ「まろ〜!!✨️見て見て!!綺麗な石見つけたっ!!!✨✨」
いふ「あ”あ”あ”…」
ないこ「ま、まろ!?大丈夫!?もしかして石嫌い!?石恐怖症!?」
※そんなものはありません
いふ「だ、大丈夫やで…くっ…」
ないこ「ほんとに、?寝てた方がいいんじゃない、?」
いふ「大丈夫大丈夫…」
ないこ「そ、そう?ならいいんだけど…」
いふ(心配してくれんの神…この世に生まれてきてくれてありがとう…)
ないこ(まろ、大丈夫かな…)
お互い、大変そうですね。
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てふてふ・・・蝶々の事。
施主(せしゅ)・・・不動産関連においては建物の工事を発注した人を指します。
探索(たんさく)・・・未知の領域や情報を明らかにするために調べること。
ご満悦(ごまんえつ)・・・心から喜び、満足している状態を表す言葉。
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〜end〜
最後まで読んで下さってありがとうございました。
そして、前回の作品に多くの方がいいねしてくださった事、とても嬉しく思います。
これからもどうぞご贔屓に。
ご自愛ください。
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