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続き待ってます
はぁ、、人間ってなんで生きているのだろう
そもそも生きるとはなんだろう
俺が生きている意味ってある?教えてよ
ーー君、、
「それでさぁー、、ん?」
「、、、」
ぼーっと天井を見つめながら、怖い顔をする武道、俺はどう思ったと思う?
あの時まだガキだったから、幽霊でも見えてんじゃないかと思ったんだ、けど今考えたら、武道の表情は、「怖い」から「悲しそう」というものになっていた
「どーした?たけみっち」
武道は俺に気付かず、じっと天井を見たまま
「おい!!武道!」
ここではっと、気付き慌てて、
「ふぇっ!?どーしました?マイキー君!」
「も〜たけみっち話は最後まで聞けよ〜」
「す、すいませんっス」
「、、、、、大丈夫?」
「い、いや!平気っすよ!」
俺にはたけみっちが疲れているように見えた、
それから段々と武道の瞳の中が真っ暗になっていってしまった
「え、、、たけみっちお前、、、」
「へ?どーしたんですか?」
と武道は自分の状態がどうなっているか分かってないらしい
場地や、千冬、ケンちんや、三ツ谷までも驚く程に目が真っ黒だ
もちろん俺も驚いた
でも、理由は聞けない、聞いてはいけないような気がしたから
日に日にやつれていく武道、俺らは心配して、休ませたりとか、色々していたのだが、一向に良くならない
たけみっちは「大丈夫ですよ」と言い張っている
何か楽しませる事は出来ないのか、
そう考えていると、1つ良いものが頭の中に思い浮かんだ
『たけみっちを休ませて、お休み電話する』
というものだった。
ただ単に、マイキーがやりたいだけだろ、と他の皆からは言われのだが、正直言ってめちゃくちゃ電話したい、会いたいのダブル攻撃に合っている最中だった
とりあえず、明日から始めてみようと言うことで、電話を掛けてみた
すると、直ぐに電話に出てきた
『もしもし、、?』
「よっ!たけみっち!大丈夫か?」
と、言うと
たけみっちは絶対にこう返す
『大丈夫ですよ!元気ッス!』
と元気に返すが、その後にはぁ、、っとため息をついたりするので絶対に大丈夫でも元気でもないなと思う
俺達はずっと喋り続けた
夜遅くてもずっと
けどたけみっちがただでさえ体調が悪いのに、こんなに遅くに寝たりして、心配だ
でも、話しているうちに、たけみっちの笑顔が見られる、たけみっちが嬉しいのなら、俺も嬉しいな、
これを毎日繰り返す
たけみっちが寝落ちをして、可愛いなぁ、とニヤニヤする日もあった、2人で電話をしながら、夜にこっそりと料理をする時もあった、凄く楽しかった
ある日、
たけみっちが電話に出なくなってしまった
家に行ってみるも、たけみっちは家にいない
たけみっちのお母さんが警察に捜索願を出しているようだが、全然見つからない
俺達も必死に、たけみっちを探そうとした
見つからない、警察から、亡くなってしまったという可能性もあると聞いた、絶対にありえない、たけみっちは生きてる絶対に
ご視聴ありがとうございます
これは前編です
じゃあおやすみ