屋台に売っているいちご飴
私が小学生の時、近所で夏祭りがやっていました。そこで売っているいちご飴がどうしても食べてみたいので両親に
「あそこのいちご飴食べたい」と言いましたが両親は「まだ小さいからだめよ。」と言われてしまいました。
お祭りの最終日お母さんが「お父さんに内緒で買っておいで。あと好きな食べ物や射的とかやっておいで」とお金を渡されました
私は嬉しさのあまり飛び跳ねました。射的やたこ焼き、イカ焼きなどいっぱい食べました。
最後にいちご飴を買い階段のところで食べようとした時、知らないおばあちゃんが話しかけてきました。
「あそこのいちご飴の屋台で手伝っているんだけど、あそこからでた飴の破片いる?おばちゃん一人で食べられないの」と
飴の破片が入った袋を渡されました。おばあさんが去った後、私はその飴の破片を食べようと思いましたが
先にいちご飴の屋台のおじさんにお礼が必要と思い、いちご飴の屋台に行きました。
「おじさん飴の破片ありがとう。美味しく食べるね。」といい袋を見せました。
おじさんに急に顔色を真っ青になり「お前これ食べたか!これはガラスの破片だ!!」
それからおじさんはすぐに警察を呼んでくれはした。
後で分かった話しだけど、ガラスの破片を渡した人はお父さんにのお母さん、つまり母の姑だったのです。
警察が動機を聞くと「息子を取られて子供を作った母に憎しみを抱いていたのです。そして母が一生懸命に生んだ子どもを殺したかった。あの女が悪い。」と言っていたそうです。
その後は父とおばさんは縁を切り刑務所に入ったそう。
あの時そのまま食べていたら?おじさんが気がついてくれなかったら?
私は死んでいたかもしてないです
この物語はフィクションです
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