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nmmn注意
ケーキバース
🌩🦒×🤝
《🌩🦒side》
この世界は第2の性を持つ「ケーキ」「フォーク」の人間が存在する。
フォークの人間は味覚が無く、ケーキである人間だけに甘味を感じる。また、ケーキの人からはフォークの人だけ分かる甘い匂いがする。
味覚が無い分ケーキに執着し、最終的に捕食に至ってしまうこともあり、世間からは「予備殺人鬼」とも言われてる。
俺は”フォーク”だ。
今まで家族以外のみんなに隠して生きてきた。
今日はoriennsuの顔合わせの日
確かこの部屋で集合だよな…
ん!?うそだろ、この匂い…ケーキの匂いだ、メンバーの中にケーキがいるのか??
思い切ってドアを開けると1人の男が椅子に座っていた。
『あ、こっこんにちは…佐伯イッテツって言います、よろしくお願いします。』
「…俺は宇佐美リト、これからよろしく!」
匂いで気が気じゃないが、なんとか笑顔で答える。こいつがケーキ…
そもそも第二の性を持っている人の人口は少なく、ケーキの人を見るのは十数回目だ。
この匂い…今まで会ったケーキの中で1番甘ったるくて美味そうな、俺が好きな匂い、、
『え、えと…大丈夫ですか?』
「えっ、あ、うん。ごめんごめん」
気づかれないように笑顔でいないと…
あ〜、、引きつってる気がする。
話してて分かったが、あいつは自分が、ケーキだと知らないらしい。まあ、フォークが身近にいない限り、普通の人と変わらないから気づかないもんなぁ…
俺がバレないよう我慢すればいいだけだ。
数ヶ月後
数ヶ月たったがバレてないし、みんなと仲良くなれた。それに、、俺はテツのことを好きになってしまった。絶っ対隠し通すけど。
『リトくーん!今日は別々の任務だけどお互い頑張ろーな』
「おう!!頑張ろーぜ!!」
任務が終わってアジトへ戻る。
「ふぅ…任務つかれたぁ〜」
シャワー室で汗ながそー
この時の俺は疲れてたのもあって油断していた
「あ〜いいとこにタオル。」
机の上に置いてあったタオルで顔をふいてしまった。
「ッ!!?あ、やべ…!」
この匂い、テツの…こんな近くで嗅いじまった。やばい、くらくらする、、
《🤝side》
ふぅ〜シャワーあびてすっきりした〜
風呂から出て私服に着替えてシャワー室を出る。
あっ!
リトくんが持ってるタオル俺がさっき汗拭いたタオル!?
『ごめん!タオルそこに置きっぱにしてた』
あれ、リトくんの様子がおかしい…
『リトくん…?』
『痛っ”!……ひッ!?』
リトくんが俺を壁に押し付けた
「はあっ、はぁっ」
俺を見つめるリトくんの目はギラついていて、まるで獣のようだ。
『どっ、どうしッ…んふっ”!』
急に俺の口に舌が入り込んでくる。
リトくんの手が俺の頭に回され逃げられないように固定される。もう片方の手は腰に回され抱き寄せられる。
『んん”っ!ん”ふ、ん、、、ん”ン』
やばい、苦しい…息が…!
頭くらくらする…
『…ぷはっ!』
「んっ、は〜あめぇ…♡」
『な、なんで…』
気持ちよさと驚きと、とにかく感情がごちゃ混ぜで涙があふれる。腰が抜けてその場に座り込んでしまった。
『あっ、、ひっ!うあぁ…!』
リトくんの舌が俺の顔に近づき、あふれた涙をなめられ頬がぞわりとする。
怖い…やばい、本能が察知する。
これ、喰われる
《🌩🦒side》
あまい、あまい…足りねぇ。もっと、これ食べてぇ♡
口の中にヨダレが溜まる。いー香りが充満している。涙で潤っている目…食ったら美味いんだろうなぁ。
俺が眼球に顔を近づけた時
『リトくん!!』
…て、、つ?
🤝side
『リトくん!!』
…止まった、?
「…」
と思ったら急にリトくん自身の顔を思いっきりぶん殴った。
『はぁ!?リトくん!?何してんのぉ!?』
「あ、、ごめん…!ごめん!!」
『えっ……?』
リトくんが走って逃げてしまった。
『おいリトくん!待てよ!!!』
さっきのリトくんから、普段のリトくんに戻っていた。いきなりで怖かったけど、 あんな泣きそうな顔されたら気になんじゃん…。どうしたんだよ。訳わかんねぇ…