Cuddling - 抱き締める
ドームやらなんやらを終えた俺はヘトヘトの体で家へと向かう。
ちょうどその時usから連絡が来た。
『 俺ん家来ない? 』
…usの家か……、悪くない、疲れた体を癒してもらおう。
『 着いた。開けて。 』
『 はいよ。 』
がちゃ、と扉が開く。
ky)よ。
us)ん、疲れただろ。
ky)そりゃもうヘトヘト。
us)先風呂入ってこい。
ky)お、サンキュー。
そんなこんなで風呂を借りた。
暖かいお風呂に肩まで浸かれば今日1日の疲れが取れていく感覚が体を包んだ。
ky)……はぁー…
何よりここはusの家。
シャンプーもボディーソープもトリートメントもusの香り。
まるでusに抱き締められている感覚になる。
ky)~♪
心做しか気分が良くなり小さく鼻歌を歌った。
ky)お風呂ありがとー。
us)ん。気持ちよかったか?
ky)そりゃ勿論。
us)なら良かった。
ky)usも入りなよ。暖かいうちに。
そう言って俺はカーペットの上に座った。
usは立ち上がってお風呂の準備をしている。
ky)…お、見たかったドラマやってんじゃーん。
勝手にテレビのチャンネルを回してはドラマに見入る。
___その瞬間ふわっ、とusの香りが俺を包み込んだ。
ky)…us……?
us)ん、俺の匂い。
ky)な、なに、、?
us)知ってるか?ky。
記憶と香りは直結してるんだぜ。
ky)……そー、なの?
us)言いたいこと…わかるよな。
『 記憶と香りは直結している 』……
それって…、
ky)まさか……
us)この匂いを嗅いだらお前は俺しか思い出せなくなるな?
usがにやりと笑った。
▶︎プルースト効果
特定の香りを嗅いだとき、その香りに紐づいた過去の記憶や感情が無意識的に呼び起こされる現象。
コメント
18件
ハァァァァァァァァァァァァ絶対(自主規制)とか(自主規制)とか(自主規制)とかすんじゃん 凄くエッrいの知ってんじゃんus神かよ
あの…好き過ぎるのでサムネ描いても良いですか…!
お゛ぉ゛ん( ・᷄ὢ・᷅ ) usはなんでそんなことを知ってたんだい 恐怖でしかない(?)いや尊いしky可愛いしusかっこいい