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はじめまして!!初見です!!
各の早!?楽しみに待ってる~!
「… ふぅ 、 暑 い ね 、 流石に」
なんて 、 誰に 聞かせる でも ない 言葉が 口を 付く
重い 腰 を 上げて 歩き出した 足取り は 良いとは 言えず
普段 五分で つく ところ を 十分 に なるくらい には だらだら と 歩いていた
そんな 歩き 方 で 、 待ち合わせ 時間 ギリギリ に 出ようもの なら 当然 遅れ
「お前から 呼んだくせに なんだ ぁ ?」
と 、 開口 一番 に 愚痴 を 言われる 羽目 に な っ て しま っ た
先程 まで の 怠そう な 顔 は 何処へやら
精一杯 の 笑み を つくり
「申し訳 なか っ たね」
と 、 キザ な 言葉を 吐く
相手 は 男 なので 「 は ? 」 と言う 一文字 で 片付けられて しま っ たが
「だ っ て 今 六月 前 だろう ? 暑すぎや しない かい ? 」
と 、 精一杯 の 反論 を する
「 暑かったら 遅れて いいのかよ ? お ?」
勿論 、 此方 も 相手 には 一切 効かず 、 逆 に 罪悪感 を 煽られる 羽目 と な っ て しまった
「 あ ~ まぁ 、 それは 置いといて 」
と 、 前置き を し
「 僕 が ここに来るまで の 間 、 人 を 見かけなかったんだ 」
と 、 突拍子 も ない事 を 言う
「 奇遇 だな 、 俺 も 今日 、 家族 すら 出掛けてるのか いな か っ た」
「おや 、 珍しい 、 僕も だ」
僕達 は もう 高校生 … 親なんて いなく て も 問題 は ない … が .
嫌 な 予感 が 脳裏 を 過ぎる
「 … バス 、 もう 通り 過ぎたかな ? 」
「 … 来てないな 、 何時も この時間 には 正確 に 来てた」
嫌な予感 は 当たって いる 様だ 。
パニック に なりかけ の 思考 を どうにか 押さえ付け
「 それじゃあ 今日 は 臨時休業 かな 、 運が 悪い ね 、 歩きで 行くしか ないようだ」
「 … そう だな 」
素っ気ない 一言 が 帰って来たので 、 僕 は 歩き出す
行く宛 は 、 最初 から なか った 、 元より ここは 田舎 、 遊び場 なんて 早々ない
道中 、 コンビニ を 見つける
「 … 今日 、 何か の 祝日 だ っけ ?」
「 そんな 事 は ない 。 」
… 期待 を 裏切られる 、 なんでだ ? と 考える も 、 答え は 見つかるわけも なく
「 なぁ . お前 … 」
と 言う 、 親友 の 声 で 考え こんで いた 僕 の 意識 が 戻された
「 どうしたんだい ? 」
君から 声 を 掛けるなんて
と 、言おうと した 口 は その言葉 を 発さぬ まま
「 … はぁ . ?」
と言う 、 疑問 に 塗りつぶされる
「 何 したの 、 君 … ドッキリ だと したら 笑えないよ ?」
「 これが ドッキリ な わけ あるか よ … 」
その通り だ 、 全く .
でも 、 僕 には 信じる事 が 出来ず 、 追い詰められた 鼠 の 様に
その 腐った 死体 の 様 な 其奴 を 怯えて 見る 事 しか 出来なかった _