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桜魔にはとても綺麗な桜が一年中咲いている。
僕が読んだ日本の文献では、桜の樹の下には死体が埋まっているらしい。
という事は、桜魔の桜にも死体が埋まってるはず。
これでも研究者なもんで、気になったことはすぐに試したい性分で桜魔のにある一番大きい桜に向かってみることにした
でも、桜の下を掘る変な人というレッテルを貼られてしまうのは嫌だから、
自分に認識阻害の術をかけてからシャベルとライトを持って外に出た。
今は夜だからバレないよね…?
桜の樹の下につき、土を掘っていく。
だが、根の近くに近づくにつれて、だんだん土が固くなっていく。
自分の頼りない筋力を使ってどんどん掘っていくと、
変な感覚がありやっとか!顔を輝かせて見てみると、そこにはお目当ての死体があった。
夜だったから顔や、腐敗状況は分からなかったけど飾りのようなものを触ってみると、
そこには触り覚えがあるというか、見覚えがあるというか…
死体に近づいて持ってきたライトで顔を照らしてみると、そこには見覚えのある顔があった。
青紫のような長髪に、女性のような綺麗な顔、いつも空いてるのにいまは閉じた口
僕の同僚だった長尾景が居た、いや、今も祓魔師として息をしている。
ハッとして、近くの桜の樹の下も掘ってみた。
そこには、同じような長尾景が居た。
おかしい。
長尾景という人間は、世界に1人だけのはずなのになんでこんなに死体が?
一応、長尾景らしき人物の死体一個だけ持って帰って、解析してみるか。
その時目にチカっと一筋の光が入ってきた、
思わず目を向けると、もうすでに太陽が登り始めていた。
弦月と、長尾と一緒にご飯も食べたいし。さ、早く帰ろ。