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好きって言ったくせに…
「好きです…」
俺の事を好きだと言ったのは、君が初めてだった。あの時、顔を赤くして、声も震えていたのに真剣な目で俺に訴えるように言った君。あの時の熱い目を俺は今でも忘れない。でも、そんな君は…
「別れよう…」
どうして…?
俺が陰気だから?
一緒にいてつまらなかった?
でも……こんな俺を好きだと言ったのは……君だよ?
俺は…君の一番にはなれなかった。
そして君は、今は他の人の隣で幸せそうに笑ってる。…俺は君の幸せな家庭を作る為の踏み台にすぎなかった。俺ではなく、他の人を選んだ君が恨めしい…。でも、そんな君をまだ好きだと思ってしまう自分が、
もっと恨めしい。