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らだぺんです
Rなし
らだ視点
ガラガラ
らだ「ぺんちゃん、来たよ」
病室に入り、彼にそう声をかけても……彼は返事をしない
いわゆる植物状態だ。
彼は精神的苦痛で何度も自殺をしようとした。
でも、成功したのは飛び降りだけ。
その他の首吊り、ナイフで刺す、オーバードーズ
色んなことを試してた。
でも、どれも失敗に終わってた。
俺が家を空けた日、その日にぺんちゃんは飛び降りた。
命に別状は無い、でも目覚めることは無いって。
ぺいんとには大切な友達がいた。
自分と仲良くしてくれた大切な友達が
でも、事故で亡くなって、3人が亡くなるまで明るかった彼は
亡くなってから、闇に堕ちた。
綺麗な白が黒で雑に塗り潰されたように。
生きる希望を亡くしたみたいに、あまり話さなくなった
それから数ヵ月後にぺいんとは飛び降りた
慌てて聞き付けた俺は直ぐに病院に向かった
でも……遅かったんだ。
その頃にはもう、ぺいんとは全身に包帯を巻いて、点滴を打たれて寝てた
俺が何度も呼びかけても、目覚めてくれない。
いっそ俺も死のうかと思った
でもさ……彼女残して死ねないじゃん?
意識はなくても心臓は動いてる、いつか目覚める希望があるのに俺は諦めようとしてた。
何度も自分に言い聞かせてた
「大丈夫」って。
そして今日も、呼びかける
「ぺんちゃん、来たよ」って
今日は違った。
??「……おはよう。」
って、返事をしてくれた。
慌てて前を着くと、そこには体を起こした君がいた
ぺん「今年、閏年だったらしいね。
今日で終わるけど」
そう、今年は閏年、1年が366日ある年
今日は12月31日、特別に病室に入らせてもらっている。
ぺん「……俺さ、今日で死ぬらしいんだよね」
らだ「……ぇ?」
いきなりその言葉を聞いて、驚きを隠せなかった
でも君は淡々と説明を続けた
ぺん「……もうさ、俺生きれないんだ」
「らっだぁには隠してたけど……病気でさ。」
らだ「……」
ぺん「ずっと余命宣言されてたの
その日がたまたま、今日だったんだ。笑」
らだ「やめて……ッ」
ぺん視点
らだ「やめて……ッ」
ごめん…本当にごめん、もう謝ることしか出来ない。
自分の無力さに打ちのめされてるんだ。
あいつらを救えなかったことに、あの場に居合わせられなかったことに後悔してる
せめて……最期だけでも見届けたかった……ッ
なのに……ッ
ぺん「ぅっ、ひぐっポロポロ」
「ごめん……ッほん、とにごめんポロポロ」
涙を抑えられなかった。
もう……笑えなくてもいいから。
最後だけでも……最期だけでも……ッ
ぺん「いさせて……ッポロポロ」
らだ「死なないでよぉッポロポロ」
????視点
????「まだこっちこないでくださいよ……ッ」
????「お前はまだ……生きられたはずだろッ!」
????「ぺいんと……ッ」
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
チャットノベルで長編で書くか悩んでるんですけど
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