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タプジー共依存

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タプジー共依存

7 - 第7話

♥

35

2025年05月29日

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続き書きます!

🌒「逃げられない夜」

T.O.P × G-DRAGON(スンリは影)/共依存・監禁・歪んだ愛/キス

深夜3時。

ジヨンは、そっと部屋のドアに手をかけた。

スタジオ奥、T.O.Pの私室。

合鍵を返せと言われてないのを、いいことに──ジヨンは、黙って出ようとしていた。

🐲(もう…限界かも。息ができない)

けど。

🔝「どこ行くつもりだよ」

背後から、低い声。

振り向かなくても、わかる。

T.O.Pだ。

振り返ると、T.O.Pは部屋の奥の椅子に座っていた。

灯りもつけず、ずっとそこでジヨンを見ていたのだ。

🐲「……ヒョン、ちょっとだけ、外に」

🔝「嘘つくな」

ゆっくりと立ち上がる。

ジヨンの足が、すっとすくんだ。

🔝「お前、俺のこと裏切ったくせに。逃げるのか?」

🐲「……逃げたいわけじゃない、ただ、苦しくて」

🔝「俺だって、苦しい」

T.O.Pは歩きながらシャツの袖をまくる。

その表情は、いつも通り冷静。けれどその奥には、得体の知れない怒りと悲しみが渦巻いていた。

🔝「何が足りなかったんだ? 俺の何がダメだった?」

🐲「ヒョンは悪くない…ただ、スンリは……俺のこと、ちゃんと見てくれて」

🔝「見てた? キスしただろ。唇、許したくせに」

T.O.Pがジヨンの腕を掴み、壁に押しつける。

🔝「ねぇ、もう一度、俺を裏切るなら──今ここで、閉じ込めるよ」

目が真っ暗だった。

優しさも温度もなくて、それでも愛だけが狂ったように詰まっていた。

🐲「お願い、やめて」

🔝「やめない。お前が“もう逃げない”って言うまで」

──そしてキス。

強く、深く、支配のキス。

吐息すら奪われて、ただの“もの”にされていくような感覚。

けれど。

🐲(どうして…こんなキスなのに、温かいと思ってしまうんだろう)

🔝「……好きだよ、ジヨン。世界で一番、壊してでも欲しいくらいには」

その言葉が、何よりも牢屋だった。

ジヨンはもう、逃げられなかった。

監禁状態大好きですほんとに

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