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srkym
( kym ▶︎ jh 要素有り )
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sr side
… 来ない 、 何分待っても来ない 。
久しぶりにキャメからゲームのお誘いが来たからるんるんで通話入ったのに !
キャメはずっとミュートのままで 。
30分待っても来なかったので1度電話をかけてみることにした 。
何度も繰り返される呼出音 。
その音が途切れた次には 、 女性の声 。
… まあ所謂出なかった 、 という事 。
「 … なんやねん 、 」
「 … 楽しみにしてたんになあ 、 」
そうぽつりと呟く 。
自分の通話アプリのアイコンの周りは緑色にチカチカと光っていた 。
その瞬間 、 キャメが帰ってきて 。
『 ほんっっとごめん 、 ! 』
『 色々してたら遅れちゃった 、、 ! 』
「 おー 、 ようやく来たか〜 、 」
『 いや 、 ほんとに申し訳無い 、 』
『 俺から誘ったのに 、 ! 』
「 全然えーよ 、 その代わり今日はキャリー任せたからな ! 笑 」
『 あったりまえ !! 』
そう言って一緒にゲームを始めて 。
2時間ほど経った頃 、あるひとりの人物が通話アプリに入ってきた 。
[ やっほ ! ]
『 お 、 じゅはち 〜 ! 』
「 おつ 〜 」
18号 。
この女子研究大学唯一の女子メンバーで 、 いわゆる清楚 、 お姉さん枠 。
実を言うと裏ではあまりそんな事は無い 。
[ なんしてんの 〜 ? ]
[ しろきゃめ2人なの珍しいね 笑 ]
「 キャメが誘ってくれてさ 、 今エペしてんの 。 」
[ へ〜 、 めろちゃんが ! 笑 ]
『 じゅはちもやる ? 』
キャメは何気なく言ったのかもしれない 。
でも俺にとっては久しぶりの好きな人と2人きりの時間 。
… 少し悲しかった 。
[ え 、 いーの ?? ]
『 全然良いよ ! 笑 』
『 ね 、 せんせー ? 』
「 … え ? ああ 、 おん 、 」
[ … 大丈夫 、 ? ]
[ なんかせんせーぼーっとしてない ? ]
「 え 、 いや 、 ほんまに何もないから 笑 」
[ そ〜 、 ? ]
[ なら良いんだけど 、 ]
18号は何も悪くないのに 。
分かってるけど 、 少しだけむかついて 。
全部自分勝手だって分かってる 。
分かってるのに 、 なんだか悔しくて 。
『 … やった 、 じゅはちとゲーム 、 笑 』
前から思ってたんだ 。
最近キャメが18号に向けて 、 好意を仄めかすような事ばかり言っている 、 って 。
やんわりと聞いても違う 、 と返されるけど 。
… まあ 、 あれはほぼ確でそうなんだろう 。
俺はずっと昔からそうで 。
自分が好きになった人は大抵俺の周りの人の事を好きになる 。
何だろう 、 俺って眼中に無いんかな 。
誰の目にも 、 入らんのかな 。
俺って 、 なんの為に存在してるんやろ 。
『 … せ 、 せんせ 、 ! 』
「 … え 、 」
『 てき 、 敵来てるよ 、 ! 』
「 あ 、 え 、 うそ 、 」
『 … 大丈夫 ? 』
『 さっきからずっと呼び掛けてたのに一回も返事しないから 、 』
「 ごめ 、 」
『 … 良かったあ 、 』
「 … な 、 何が ? 」
『 ん ? 笑 』
『 いや 、 せんせー居ないと困るからさあ 、 笑 』
分かってる 。 ゲーム内での話だって分かってるよ 。
「 … キャメの方が上手いやん 、 笑 」
勘違い 、 しそうになる 。
『 んーん 、 俺にはせんせーが必要不可欠 、 だよ 。 笑 』
言わんといて欲しい 。
俺にその気が無いんやったら 、 救いの手は差し伸べんといて欲しい 。
そう思ってしまうのは駄目な事なんですか ?
良いよね 、 だって 、 自分を守る為だもん 。
自己保身に走って何が悪いんですか ?
俺は自分勝手な人間やから 。
ごめんな 、 キャメ 。
俺 、 そんなキャメにとってのスーパーヒーローじゃないからさ 。
だから 、 もう俺に一筋でも光を与えないで 。
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最近忙しくて急いで書いたのがこんなんなのでクオリティ低くてすみません🙇🏻♀️💧