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忘 れ 去 ら れ た 地 と 儚 い 思 い 出 ____
愛されることは全てだろうか
生き物とは儚く醜い
いつだってどこだって
それは変えることの出来ない事実だ
私は全てを知っている
だがそれは本当なのだろうか
それすらも全て疑心暗鬼だ
人間と魔女や魔男が同じなのは見た目だけ
考えなどはすべて異なる
人間は子に愛情を注いで懸命に我が子を大切にする
魔女や魔男は生まれてすぐ10を迎えたら自立
愛されることはない
でも知りたい、それは全てがそうなのかと
兄上が最後になぜそのようなことを言ったのかを
「……馬鹿げた話は飽きたよ…兄上ニコ」
そんなことを思いながら墓の前でそういう
どこの誰が見てもその一面は美しいものだ
あぁ…
「美しいとは罪だ…」
name➳不明
異名➳Ugly Demon Man
性別➳⚠error
ユートピアの住民⚯
知っているだろうか
存在しない森の奥の忘れ去られた街に住む者の話を
そこは昔賑わっていたらしい
人間が近寄らず魔法が溢れていた大国
魔男や魔女が暮らしていた場所
だが…
数千年前に人間が彼らの土地に無断で侵略をしたことにより
彼らは魔法を持っていながらも負けてしまった
そして誰も住まわなくなりウィッチや人間からも忘れ去られた街を
皆が口を揃えてこういった
けれどそこには誰かがいる
選ばれた者だけがとあるウィッチに会うらしい
だがそれが誰かは誰もわからない
記憶はそのウィッチにより消されてしまう
誰も近寄らない森の奥
そしてウィッチは微笑する
「…人間は随分と危険な行動を好む生き物だねw」
「またか弱いか弱い子兎が森に迷い込んだみたいだねフワ…」
「さぁおいで…」
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