🇯🇵×🇺🇸
そう願っていた私は今日もまた、会社の仕事に関してアメリカさんに助けられていた。
アメリカ「大丈夫か、Japan?そんなに仕事を受け持って…」
日本「あはは…大丈夫ですよ。」
私はそう言うと得意な愛想笑いを浮かべた。
ア「……俺には分かるんだぞ、日本。その顔は、大丈夫じゃないときの笑顔だな?」
アメリカさんの睨むような、呆れるような顔に、「あ、やっぱり、バレてたか」と心のなかで呟いた
ア「俺も仕事、手伝うよ」
アメリカさんは、そう言うと書類の山積みをほとんど片付けていってしまった。
日「手伝わせてしまってすみません…」
ア「…日本はさ、『ごめんなさい』とか、『すみません』が口癖だよな」
日「え、?そんなこと…」
そう、私が反論しようとすると、アメリカさんが口を挟んだ
ア「日本は無自覚かもしれないが、やめたほうが良い。次、謝ったら親父の料理一週間食べ続ける刑な?」
日「ヒッ…!!?それだけは…!!」
私が青ざめたのと同時にアメリカさんは、大きな声で高らかに笑った。
ア「ハハハッ、日本が謝ればの話だがなw」
日「もー、やめてくださいよー!」
〜数十分後〜
日(もう、日が暮れる…けど、またあのクソ上司から仕事が増やされて…いつまで私はこんなことをやっているんだ…?)
アメリカさんは帰り、会社には、私ぐらいしかいなかった。
パソコンのブルーライトと、エナドリがどんどん私の思考力を鈍らせていった
日「今日もまた、アメリカさんに助けてもらってばっかりでした…本当はアメリカさんだって、私のことを迷惑に思っているのでは…?私がアメリカさんの迷惑になるのなら…」
机に突っ伏したまま、動かない頭と体を動かそうとしながら私は考え、そして願った。
その時、どこからか声が聞こえてきた。
?「良いだろう、その願いを叶えてやる」
日「え、?今の声は…誰ですか…?」
キョロキョロとまわりを見渡したがやはり私以外誰も居ない
あぁ、私以外誰も居ないこの場所で、声が聞こえるなんてあるものか。とうとう、幻聴まで起きてしまったか…
あはは、と乾いた笑い声が口からこぼれた。
日「はは、暇ですしアメリカさんに、メールでも送りましょうか…」
日「こんばんは、アメリカさん。今、暇なので雑談でもしませんか?」(メール内)
すぐに、既読がついたが、メールは数十分後に送られてきた。
ア「誰だよ、お前…なんで、オレの名前を知ってるんだ?」(メール内)
その瞬間、雷に打たれるような衝撃が体の中で走り、スマホを落としてしまった。
う、嘘でしょう…!!?
続く
コメント
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え…?誰だか分からぬけど!アメカスとの記憶を消したやつ出てきな!今ならメロンパンとさつまいもを耳と目に詰める刑で許したる!
ちなみに、アメリカが何故日本の居る会社に居るのかというと、暇なので遊びに来ては日本の仕事を持っていってしまうからです。