「先輩達の好意、いただきまーす!!」
「…私も頂きますね。」
かちん、と一瞬触れたグラス同士から小さな音が鳴る。不破さんから誘われて先輩達と一緒に初めての晩酌──という名の限界摂取酒量見極め会が開かれようとしていた。一応無理はしない程度に、とは言ったけど凪ちゃんと雲雀が弱いくせに飲んでるのを見て心配しつつも口に含む、どうしたって業界関係者との酒の席を断ることが難しい場面だって出てくる。そんなときに限度を見誤ったせいで無様な姿を晒して、他人に弱みを握られるようなことは避けたいと思っていたし練習に先輩達は言い方を変えると丁度よかった。多分俺はかなりアルコールに強いと思うから酔う心配はない。
数分も経てば予想してたとおり、雲雀と凪ちゃんが寝だした
『ダズガー達、どう?お酒の味は』
「めちゃくちゃ美味しいです、すいません…せっかくなのに雲雀と凪ちゃんが酔い潰れちゃって、」
『んはっ、ひばはまだしも…四季凪くんってお酒弱いんやね?』
「そうなんすよ、あ、でも今日のアキラはまだ良い方でー…ね、せら?」
「まあ、寝るのはめずらしいけどね」
『え、2人は強いの?』
テーブルの上にはビールやらワインやらチューハイなど、お酒といえばこれと言われるような定番の品々が並べられており、先輩達はそこまでアルコールに強くはないだろう、ビールの類には全く手を出していない。そうして奏斗と先輩達とたわいもない話をしながら、あれは美味しいだの、これは口に合わないだの、味の感想を言い合っていれば、そう時間も経たないうちに奏斗の酒を呷る手が止まった。
なぜだろう
いつもはこんなによわないはずなのに、おれも体がぽかぽかする。
ーーー
『やっと全員寝た…?』
『…なんとか、…ほんとになんとか、すぐ起きそうだけど』
『はあ…寝かせるのだけに三時間かかったのやばすぎ…最後とかもう睡眠薬入れてたし、普通に犯罪な??』
『いや、ダズガーと奏斗寝なさすぎて』
ダズガーのズボンの上から尻に軽く触れて手のひら全体をお尻に沿わせて撫で回す。ほとんど痴漢と変わらないことをしてる自分が気持ち悪いと思いつつ、すやすやと寝てるだけで全く起きる気配がないことを確認することができた、後はもう後輩を好きなように食べ尽くすだけ。
奏斗の中を万が一にも傷つけることがないよう指を挿し込み中を広げていく、最初は一本ですら入る気がしなかったのに今は三本の指がすんなりと後孔に入る、自分が奏斗の体を男が受け入れるように造り変えたと思うと自然に口角が上がった
そうしてしっかり解し終わったあと、ゆっくりと指を引き抜き、雄を求めている後孔にガチガチに立ち上がってしまったモノを押し当てる。
『奏斗ー…起きるんなら今の内よ?』
「………ん…ぅ、」
一応頬を叩き返事がないのを確認してから何度か深呼吸を繰り返し、ゆっくりと腰を推し進めていく。
今から挿そうと言うのにそれでも頬を紅くしたまま寝てるだけの奏斗に酷く興奮した、いや、まじでエロい
奏斗の意識が浮上していないのに行為に及んでいることを、僅かに残っていた良心が咎めてはくるがその分無理矢理犯してるみたいで興奮する、ゆっくりとした動きのまま腰を進め、そうして先端が最奥に届いたところで一度腰の動きを止め、深く息を吐く。
意識は未だ眠りに落ちたままでいるためか、奏斗の体からは力が抜けきっており、奥まで犯すのは簡単だった。
指でナカを探っていた時に見つけた奏斗のイイところをやんわりと押し上げるように腰を揺らせば体が不随意に跳ねあがり、それと同時に奏斗が小さく嬌声をあげる
「ん、ぅん、……ふ、ぁ…ぁ、っ」
奥をゆっくりと穿つ度、薄く開いた口からは甘ったるい声があがってくる。
「……ぅ…ろれ、さ…っ…、?」
『あーー…起きた?あ、でも奏斗以外まだ寝てるから寝てていいよ。おやすみ。』
と、起きてしまったのか、ぼんやりこっちを見つめる彼の瞳はすっかり快楽で蕩けていて
奏斗が起きてしまったことに焦って自分でも意味が分からないことを口走ってからすでに半分以上呑み込ませていた先端を完全に奏斗の意識が完全に浮上しきる前に全て押し込んでしまった。
奏斗の体が一度大きく跳ね上がり、それから彼の背が弓なりに持ち上がる。
「ひゃ、あ…あ゛っ、あ…ァ、?♡」
ガクガクと身を跳ねさせる奏斗の姿をしっかりと目に焼き付ける。そのあと今までどうにか堪えていた吐精感が限界に達し、それを耐えることができずにそのまま最奥で精を放った。
ーーー
きしきしと床が軋む。肌を打つ音が立たないよう、腰を使って胎内を舐めるように行き来した。さっき達したせいか、目の前のひばの性器は芯は感じられるもののやんわりとしたままだ。腰を動かすのと同時にすりすりと指で愛撫する。
ふぅふぅとひばが耐えるように息を吐く。乱れた服から覗くうなじに顔を寄せ、れろ、と舌を這わせた。力の入った腹の筋をつうと撫で上げる。
『…えろい格好』
上も下も衣服を乱されたひばの火照る肌がぼんやりと浮かんでいる。きゅ、と乳首を摘めば、小さく声が上がった。
「ァッ、……っふ、ぅン……っ」
『あいつら起きたら、びっくりすんだろーな…俺らの同期がこんな目にっ、!!って…まあ、お前らも同じ目に遭ってんだけど』
呑気に眠っているその目が開けられれば、痴態に度肝を抜かれるだろう。まあ、それはこいつも同じだと思うけど。それほど、腕の中の身体は熱く手触りは吸い付くようで、包みこむ胎内は柔らかく蠢いていた。
もし今眠っているこの後輩が目を覚ましてしまったら、行為をしてることがバレたら、いつもの調子でずはさんっ!と元気に俺の名前を確実に二度と呼んでくれることはなくなるだろう。それとも酒に酔ってたとか適当な言い訳をすれば誰にでも優しいこの男は許してくれるのだろうか。
ぬぷ、ずぷ、と突き上げる速度を少しずつ上げていく。より強く、より深く。揺さぶる動きでテーブルががたついた。ビールの空き缶が落ちでもしたらひどい音が立つだろう。ぶつからないようにひばの身体を一層引き寄せる。
「ぁふ……ッ」
繋がりが深くなったせいか、悲鳴に近い声がひとつ零れた。それでも目を開けない。健気だな、と愛おしさに似た感情が湧く。あちこちを撫でさすっていた両手を手の甲に重ね、指を絡めてきゅうと握った。うつ伏せた真っ赤なつむじに、ちゅ、と軽く口づけて。
『ぁ、…イく…っ…』
「…ん、ん゛ーー…ん…」
ぎゅうぎゅう、♡と誘う最奥に我慢ができなくなって、どく、どく、とナカに精を吐き出す、余韻に浸かりながらもナカに擦りつけるように何度か優しく突いた。
ひばの口から、つうと一筋、雫が落ちる。
息を整えて彼の肩を引けば、未だ目を瞑ったままの顔がこてんとこっちを向いた。
ーーー
『ダズガー、そろそろいい?』
自分のモノを後孔に擦り付ける。ぷにぷにとダズガーの尻たぶを堪能しながら待つが、彼は唸るのみで起きる気配はなかった。くぱくぱと雄を本能的に求める後孔を広げても尚、寝ているんだからほぼ了承と同じはずだろう。
「ん……っは……」
解かしたとはいえ、ナカは狭く肉壁がきゅうきゅうと圧迫してくる。半分ほど入ると、先端は既に最奥手前まで到達していた。狭くてちっちゃくて可愛いなんて思いながら腰をしっかりと掴む
やっと繋がれた、好きだった後輩と繋がれた事実が何よりも嬉しかったが満足ができない、せっかくなら一度だけならダズガーの反応を見たい
『ダズガー、そろそろ起きよ?』
ブツブツとそう呟くと、ゆっくりと引き抜いて一気に最奥を叩いた。
「っあ“〜〜〜〜〜〜〜っ!?!?♡♡♡」
ズパン!と腰を打ち付けた瞬間、ダズガーが絶叫と共に目を覚ます。強い感じたことのない快感に戸惑いながら必死に息をしていた。
『あ、やっと起きた?』
「っ♡あ……っ?♡なにして……っ♡」
『見て分かんない?』
振り向いた顔は驚きと困惑に濡れている。初めての表情に興奮が止まらない。
「かな、っ、ひば、なぎ、ちゃっ、!!」
『起こしていいの?あの子達も朝まで何にも知らないで眠ってた方が幸せじゃない?』
「あ……」
ダズガーが何かを言う前にゆっくりと腰を引く。頭のいいダズガーは言葉の意味を理解したのか手を伸ばして静止させようとしてくる、ほんと可愛い
「っま、待ってくださ……っ」
『無理』
両手は片手で背中にまとめてやり、抵抗できなくさせてから突きだす。奥を突かれるたび可愛らしい喘ぎ声をあげていた。
「〜〜っ??♡♡っほ、あ“んんっ…♡」
『っは、ぁ……っ気持ち……っ』
ダズガーに腰を打ち付けるように動く。壊れたおもちゃのように突かれるたびに喘ぎ声が溢れた。押しつぶされたダズガーの陰部からはぴゅっ♡と透明な液体が射出され、床を汚した。俺もさっきから我慢をしていたのを、そろそろ出そうと腰を早める。
「お“っ♡♡お“っう“うぅっ♡♡」
『奥に出すから、いい?いいでしょ……?♡』
「ひっ、だ、めっ…やめっっ、!!♡」
もちろん制止の言葉を聞かず、彼に体重をかけ腰と尻が密着した状態で奥へ白濁を吐き出す。びゅーっ♡どくどく…♡とダズガーの体内は白濁をごくごく飲み込んでいく。
「っ……ぉっ…」
『っはぁ……ダズガー?♡』
腰を密着させたままぐりぐりと動いて肉壁に己の白濁を擦り付けた。ダズガーの脚がびくんっと跳ね、ダズガーの目から涙が自然と流れた。生理的な快感故ではなく、幼さ故の混乱を落ち着けるための涙なのだろう。可哀想だと思った。けど、それを上回るほど酷く興奮していた
ーーー
「んっ♡ぁ、ァ、はッぅ♡」
前立腺をごりごり♡押し潰すように腰を動かすと、呼吸を荒くしたアキラが断続的に喘ぐ。
ここまでしてもまだ起きない彼に、笑みを深め、頬にそっとキスを落とした。
『大丈夫、絶対に明日痛くならないようにするからなぁ?』
「ん、……♡」
腰を引けばずるぅ~~~~ッ♡とちんこが吸い付いて離さない、ゆっくりゆっくり引き抜いて、また勢いよく突き入れた。
ナカをごりごり擦る度、腸壁全体がちんこをぎゅうっ♡と包み込むように締め付けられる、おまけに奥に突き入れてやれば、ちゅぱ、ちゅぱ♡とナカ全体が媚びるようにキスをして精子を欲しがるのだから、限界も近かった。
『あはっ、男もイけるんやっけ…?』
最奥まで突き入れて射精すると、薄き腹にポッコリ♡と亀頭の形がうっすら浮き上がってきた。
まるで孕み腹のようになってしまったぽっこりとした腹を撫でて、薄く笑う。
ずるんっ♡と引き抜けば、ボタボタと白濁した液体が、ぽっかりと空いたアキラのナカから垂れてきていた。
コメント
2件
今回もめちゃめちゃ好きです т т 続き待ってます ♩
素敵です(*´ω`*) 続き待ってます!