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どうもー!サボりにサボりを重ねてた人間です、すみません
今回は小説に逃げました!イラストは溜まりに溜まりまくっているので見逃してくだせえ…
ということで!今回の過去はとりあえず思いついている佐賀さん書きます!
そしてリクエストがあれば書きますのでぜひ!
それではどぞ!
僕は、生まれた時から「目が黒くって変だ」というアホのような理由でいじめを受けて来ました。
これは、そんな僕を救ってくれた、ある人との出会いの話です。
ある日いつもの日常に飽き飽きしてきていた僕は、今日もいじめを受けていました。
その内容もありきたりで、
人のテーブルに花瓶を置いたり、水をかけてきたり、
もはや僕は、他のパターンはないのか?と思うほどになっていました。
あ、たまに屋上に呼び出されて殴られます。痛みも感じないですけどね笑
そんな僕の勇逸の救いだったのが母でした。
父は僕の目を気持ち悪いといってまともに育児すらしてくれませんでした。
けれど母はそんな友達や父とは違い、僕の幸せを最優先に子育てをしてくれました。
母は、今でも大切な数少ない僕の味方です。
けどこの日常も長くは持ちませんでした。
ある日、いつもの地獄のような学校生活を終えて、僕は家に帰ってきました。
「お母さんただいま」
と、帰ってくるといつもの優しい返事はありませんでした。
寝ているのか、と思い、手を洗ってリビングへ行きました。
すると、お母さんは倒れてしまっていました。
僕は驚いてその場に呆然と立ち尽くしていました。
僕が立ち尽くしていると、父が帰って来ました。
父は驚きはしましたが、急いで救急車を呼んで仰向けの姿勢で母を寝かせました。
ある程度の処置が終わると父は、
「ッお前が母さんに無理をさせるからこんなことになった‼︎」
と、鬼のような形相で僕を叱りつけた。僕は、
「…ぁッ」
と、嗚咽に似たような声しか出せませんでした。
父はその後、
「もう…出ていってくれ…」
と、今にも泣きそうな声色で僕にうながしてきました。
僕は、そう絞り出すような声を聞いて、段々と涙が込み上げて来てしまいました。
今でもこの光景を覚えています。息を荒くして倒れている母、そのそばで俯く父、
当時の僕にとっては怖くて、悲しくって仕方がないでしょう。
「出て行けといっているだろッッ」
と言われ、気圧されてしまった僕は言われた通り家から出て来てしまいました。
そこからはひたすらに走りました。
走って走って走り続けました。
すると気がついたら、知らない街に来ていました。
知らない声に匂い、そして街並み。
さっきまでの出来事を思い出すと、今にも泣き出しそうになってしまいました。
「ここに来たってどうにもならないのになぁ…」
と、思わず口に出してしまいました。
するとそんな1人の子供に、声をかけてくる人が現れ、声をかけてくれました。
「どうしたんだ?お前」
と、言われました、僕は首を振ることすら出来ませんでした。
その後も家族と来たのかなどを聞かれましたが、
僕は思い出して思わず泣いてしまいました。
その男の人は慌てて僕を慰めてくれました。
しばらくして、落ち着いてさっきまでの経緯を話すと、驚いた顔をしてしばらく黙っていました。
すると、その後苦笑いでこう言葉をかけてくれました。
「俺のうちに来るか?」
と、僕は最初は迷いはしたものの結構早く頷きました。
すると僕の手を握って歩いていきました。
その手はとても温かく、いいものでした。
僕は、さっきまで耐えていたなみ涙がまた込み上げてきてしまいました。
こんなに役に立てない僕でもこの人は手を握ってくれている。
帰り道はそのままずっと泣いていました。
男の人の家に着くと、家の人達と男の人の紹介してくれました。
「俺は福岡だ!名前の通り福岡県そのものだぞ!」
「私は熊本!私も熊本県だよ、よろしくね!」
「私も大分県そのものの大分」
「うちは宮崎!よろしく⭐︎」
「鹿児島だ、よろしく頼む」
「後沖縄ってやつがいるんだがな…」
「沖縄ちゃんなら今北海道さんのとこ行ったって」
「仲良いね…」
賑やかだな…と思っていると、ある出来事を思い出しました。
「そういえば…」
「僕、佐賀県なんですよね…」
「「「「「え」」」」」
「待ってやばくなか!?」
「九州、沖縄地方勢揃いだな…」
「長崎さんはどこにいるんだろ…」
「先代からの長寿らしかけどね…」
「まあとりあえず!」
「佐賀!よろしくな!」
「!はい!」
僕に、居場所ができました。
以上です!それでは塾に行ってきます!!