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[ 注意 ]


・二次創作


・ nmmn


・わんく




__________






「 ねぇ !  みて !  お城 ! ! 」





そんな声が聞こえてそちらを向くと 、




確かに綺麗で立派なお城があった  。






ci「 ……  綺麗 …… 」



syp「 でしょ ! ! 」




_________





「 幼少期の記憶  」 ___







それはかなり根強く残っているようで 。




思い出していくと 、



たくさんの思い出が蘇る 。





例えば ____




_________





母「 ほらci !  折角初詣に来たんだからお願い事しなさい ? 」



母「 sypもね ? 」



ci「 ……  うん ! 」



syp「 わかった ! 」



お願い事 …




ci「 …  よし 、できた ! 」



母「 なんてかいたの ? 」



ci「 これ ! 」




『 sypくんとずーっと一緒に居れますように ! ! 』




母「 … ふふっ w 」



ci「 あっ 、syp君には内緒だよ ッ ? 」



母「 分かってるわよ 、 笑 」



_________







あのときのことをぼーっと思い出す 。



やっぱり願い事なんて所詮願い事 。



神様なんて居やしない 。



ci「 ……  久しぶりに 、行ってみようかな

… 」




_________






ci「 ふぅ …  着いた … 」




ci「 …… 」



ci「 変わってないな … 」



唯一変わったとすれば 、



あいつが居なくなったことぐらい 。














……… 彼奴は死んだんだ 。




俺のことを庇って 。




あの出来事は 、 一生忘れることはないと思う 。




______





b国と戦争中 、 それは起こった 。






w国は劣勢だった 。





でも 、そういう状況から逆転勝ちすることな んてよくあることで 、 焦ったりとかはしてなかった 。








______ それがいけなかった 。






気づかなかったんだ 、 仲間が危険な状況に


あったことに 。





気づかなかったんだ 、 背後から狙われてい


たことに 。









バ ン  ッ !  !






あの音は一生覚えてる 。






俺にとって 、 憎くて憎くて堪らない音だ 。





数秒後には肉が飛び散る音 。




血が吹き出る音 。






忘れたくても 、忘れることなんて出来ない 。





_________








ci「 …… 」




______





「 ねぇみて ! !  お城 ! ! 」




「 綺麗だよね ! ! 」








_______





「 ci 。後ろは任せたで 。 」



「 ci 、 やるやん w  」




________






「  俺 ci と一生一緒 に過ごせますように って書いたんやで ! !  」

__________





「 ッぅ …  sypぃ ッ …  」




いくら涙を流したって 、



いくら後悔したって 、



彼は戻ってこない 。




彼と一緒にお願い事を書いた 、この場所 。




ただ 、そこには何かが物足りなくて 、









2つあったはずの人影が1つしかなくなっている

のがどうしようもなく悔しくて 。











「 来年もお願い事書こうね ! ! 」

ってまた言って欲しくて 、





それだけだった 。


それなのに 、





ci「 なんで 、いっちゃうんだよ … 」






ただ泣いた 、 ひたすらに 。








「 もうこれ以上はこの場所に居れない 」 、 そう思ってその場を離れた 。











こちらを じーっと 見ている 少年 にも 気づかずに 。









________












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220

コメント

1

ユーザー

泣いちゃいますって…😭🫶

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