一覧ページ

狂気に呑まれし世界

第7話 - 第7話　🇬🇧編　第四話　An unstable empire

2024年08月05日

#国擬人化

#三次創作？

そこら辺に生えてる魚人

⚠︎過激な発言があります

#4 An unstable empire

オリバー「現在は現地に駐屯している部隊が対応にあたっております！」

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿「…….まさかスエズで反乱が起きるとは….反乱軍側の規模は？」

　スコットランド兄さんが少し青ざめながら聞く。

オリバー「現在判明判明しているだけでも、およそ数万人との事です！」

🇬🇧「…..奴等はいつまで我々を面倒ごとに巻き込むと言うのだ….ﾁｯ….他の共産主義者や加速主義者への見せしめとして、我々英軍が直接叩く。」

オリバー「……分かりました。王立海軍（ロイヤルネイビー）も手配しておきますか？」

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿「いいや、もう既に私が手配した。」

イングランド兄さんの立場は海軍元帥。経験は他の大将達と比べると凄く多い。

🇬🇧「ちょっと、スエズに駐屯している奴らに伝達したいんだが、良いか？」

オリバー「えぇ、分かりました。」

🇬🇧「『警察部隊は現地の治安維持に励め。それ以外の駐屯軍はスエズの加速主義者どもを叩きのめせ。加速主義者の中に、女がいたら好きにしていいぞ。』…..さて、奴らには我々に逆らった事を“後悔”させてやるか….」

1936年1月、英軍による反乱鎮圧が始まった。

反乱軍の中には一部、フランス兵の姿も見られたそうだが、そんな事に構う事はしなかった。

奴らは、我々と国民にとっての敵。敵は皆殺しだ。

まずはスエズ現地に、駐屯していた部隊に戦線維持をさせる。どうせまともな訓練も受けたことも無い一般人だ。奴らの数がこちらより少々多いので、こうして体力を消費させてから一気に叩く。

どうやら、奴らはゲリラ戦を得意としているようだ。だが、誇り高き英国陸軍は屈さず撃破した。勇敢な戦いぶりだった。

反乱の発生から、数週間経った。反乱軍側はどうやら疲弊して来ているようだった。反乱軍側の隙を見計らって英国陸軍は一気に突撃した。

一瞬だった。瞬く間に反乱軍側の拠点に到達し、奴らは降伏した。

その後拠点に残っていた首脳部、指揮官などは全員射殺された。あんな奴ら残っていたら我々（イギリス）の安全が脅かされるからな…..

そして、それと同時に現在我々が所持している植民地全域で、加速主義者と共産主義者の摘発が行われ我々に被害を及ばせる可能性がある者が処刑された。

要するに、共産主義と加速主義は許可されないことと、反乱は必ず英軍が鎮圧することが証明された。

国外からは、残虐行為だ！と批判されたが何故そんな事を言える立場にあると錯覚しているのか分からなかった。皆、同じことをしているのに。

王立海軍（ロイヤルネイビー）も裏で活躍し、大いなる活躍を見せてくれたがイングランド兄さんは何故か少し様子がおかしくなってしまった。何処かフランスのような雰囲気がする。どうしたんだろう…

1936年2月　ロンドン　首相官邸

英国首相「スエズの反乱鎮圧についてはとても見事だった。流石、我らが祖国だ」

彼は首相。一応上司なんだが、自分より歳下と言うのはやっぱり違和感がある。見た目だけで言うと彼の方が歳上なのだがな….

🇬🇧「ありがとうございます。ですが、今回の反乱を事前に防ぐ事が出来なかったのでお褒めの言葉を頂くには頂きません。」

英国首相「….インドを取り返すためにも日本と同盟を組みたいのだろう？」

🇬🇧「えぇ、そうですが….？」

英国首相「その話については許可をしよう。」

🇬🇧「！！….ありがとうございます！！」

英国首相「….(今やこの国は恐慌から脱しつつある。私の政策は成功した筈だ…..もう、国民達からの信用はある程度得られただろう。ある程度大きな行動をしても、きっと大丈夫だ、きっと)…..」

🇬🇧「そういえばお聞きしたいのですが、これからは国の方針を如何するのですか？」

英国首相「…..この世界の解放だ。」

🇬🇧「解放！？えっ？解放？？？？？！！！！！」

英国首相「おっ、落ち着いて…」

🇬🇧「スゥぅーﾌｳｳｳｳｰ…..落ち着いて来ました。」

英国首相「続きを話すぞ…..今やこの世界は加速主義や、共産主義に染まってしまっている国家が多い。奴らは野蛮ですぐに民主主義国家は喰われてしまうだろう。そんな野蛮な奴らを罰し、この狂った世界を元の美しい世界に戻す為にも我々は世界の解放を掲げる。」

🇬🇧「…..(今や加速主義は、フランスを始めとしてユーゴスラビアや隣国のアイルランドにも広まってしまっている….共産主義は加速主義と比べるとまだ、まともだと思いたい….)」

英国首相「祖国、私はあなたにはこの狂った世界で生き残って欲しい。だから、脅威を皆排除した方が手っ取り早いと思わないか？」

そう言って首相は私の手を取った。首相の目は真っ直ぐだった。

🇬🇧「私は、貴方の判断に従うまでです。」

============= 首相官邸廊下にて========================

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿「…..(盗聴させてもらったけど、この首相結構過激だね…まぁ、上司だから逆らえないし僕は何も出来ないからな….イングランドだったらまだどうにか出来そうだけど、なんかちょっとおかしいしな)……..」

ガチャ

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿「！？」

🇬🇧「あれ？ウェー兄。どうしてここに？」

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿「あぁ、たっ唯イギリスを迎えに来ただけだよ！」

🇬🇧「ふーん」

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿「じゃ、帰ろうか。」

🇬🇧「うん。分かったよ！ウェー兄！」

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

🇬🇧「ねぇ、ウェー兄」

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿「なぁ〜に？」

🇬🇧「ウェー兄は、またあの大戦見たいなのが起きると思う？」

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿「….僕には分かんないな〜でもね、僕は起きると思うな。加速主義国家と共産主義国家の間で起きると思う。アイツら昔っから仲悪いし、加速主義の親玉フランスと共産主義の親玉ドイツが敵対してるからいずれは起きるものだと思う。」

🇬🇧「…..我々（イギリス）は巻き込まれないと良いですね。」

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿「さぁね。奴らは狂ってるから何をするのか全く予想できないよ。僕達は“正気”なんだから。」

🇬🇧「加速主義と共産主義なんて無ければ良かったのに….」

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿「それだったら、別の加速主義みたいなイデオロギーが生まれてたかもしれないよ。まぁ、そんなことありえないけどね….」

🇬🇧「….」

ﾀｯﾀｯﾀﾀﾀﾀﾀ

オリバー「祖国さん！！！大変です！！」

🇬🇧「どっどうしたんだ！オリバー！そんなに慌てて！まずは落ち着け！」

オリバー「ハァハァ…ｽｳｳﾌｳｳ….」

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿「落ち着いた？」

オリバー「はい。ありがとうございます。えっと、ロシアとアメリカで、加速主義の政党が与党となりました。」

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿&🇬🇧「えっ….ええええええええええ！！！！？？？？？」

参考….ゲームHearts of Iron4 mod Red_Flood

この作品はいかがでしたか？

1件

長文だね。読みにくいね

そこら辺に生えてる魚人

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

狂気に呑まれし世界

第7話 - 第7話　🇬🇧編　第四話　An unstable empire

作者の他の作品すべて見る

#国擬人化の新着小説
一覧

関連するタグ

狂気に呑まれし世界

第7話 - 第7話 🇬🇧編 第四話 An unstable empire

作者の他の作品すべて見る

#国擬人化の新着小説一覧

関連するタグ

第7話 - 第7話　🇬🇧編　第四話　An unstable empire

#国擬人化の新着小説
一覧