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僕には昔遊んでた子がいた。
アンって名前の子。
優しくていつもぼーっとしてる。
僕はアンの目の色が好きだった。
性格も好きだし,何もかも好きだった。
でも、だった。
とある雪の積もった日
その日はアンが公園こなかった。
それから毎日公園で待ってた、
でも来なかった。
もしかして,事件に巻き込まれた?と思い、
近藤さんに頼んで一緒にアンの家に行った。
でも、あるとすれば、
ドアの真上にあるランタンの明かりが付かず,
売り物件の看板が塀についた、
アンの家。
咄嗟に近藤さんから離れては家の中に入る。
しかし開かなくて。
ずっと開けてと泣き喚いた。
あゝ,もう会えない。
もう会えないんだ。と、
その思いはそっと心の奥にしまった。
そして近藤さんと一緒に剣道に打ち込んだ。
アンを思い忘れられると思った
でも逆にずっと思い出す。
夜なんて泣き出したことがあった。
戻ってきて欲しい また遊びたい …
そんな感情もあったけど。本当は
抱きしめたい。
理解したんだ。
アンのこと好きだって。
だって、…あの優しい笑顔が大好きだった。から。またみれないんだ。
気づけば剣道で上位に位置するほど強くなっていた。
近藤さんたちにも褒められて嬉しかった。けど、
アンにほめてもらいたかった。
この学校に入学して、
みんなすぐ話しかけてきた
でも、…僕は。
そんな時にスルーズ先生がアメリカからきた子を紹介すると言った。
そして入ってきたのをみて見覚えがあった
アンだ。
大人になってた。
でも面影もある。
嬉しさでつい, アン。
と呼んでしまった。
咄嗟に口元を隠した。
聞こえてたようだが、
誰に呼ばれたかわからないのか首を微かに傾げながらそのまま席に着いた。
席の隣は嬴政君。
… 僕の隣空いてないもんなぁ…
そして休み時間,アンはそそくさと廊下を出ていくものだから,急いで追いかけては廊下で大きな声で呼んでしまった。
沖 『 アン!!!! 』
会えて嬉しくて、
アンの手を強く握ってはブンブン振った
アンは驚いていたけど,本当にアンなんだ。嬉しい。
たくさん話したい。
ア 『 …ぇと、ォ、 、オキィ、タ? オキタ?クン? 』
外国にいたからカタコト。だよね。
でも名前を呼んでくれては
沖 『うん、沖田!沖田総司』
そう名前を教えは,
ア 『 っ”ソウジー!!!!! 』
中性的な優しい声が耳にくる。
そして嬉しさでにパッと笑ってしまう。
その姿,綺麗だよ。
アン。
おかえり。