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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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体調不良なんて、いつも突然に襲ってくる。今日だってそう。いつものように学校に行って授業を受けて。なんとなく体が重いな、なんて考えながら部活に行って。帰ってきたら顔が赤いと言われて熱を測る。


_ピピピピ


電子音が鳴る。


「だる」

視線の先には38度5分と表示された体温計。


熱を自覚したら何だか体が重くなってきてそのまま眠りにつく。


気持ち悪い。

そんな感覚で目覚めたのは午後4時。


「ッえ゛…ッ、ん゛ぅ……」

やばい。このままだとここにぶちまける。それだけは避けたい。

「…誰かッ…んッ゛…」

本当は頼りたくなかったが、連絡先の1番上にあった番号に電話をかける。

もう誰でもいいから出てくれ。



「もちさん?どしたぁ?」

ふわっちか。

なんだか聞こえた声に安心してしまってそのまま意識を手放す。

「ちょ、もちさん!大丈夫っすか!」

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