52Hz
朝が嫌いで暗い夜が安心剤で静かな上が好き
今日亡くなってしまった人からすると今生きてる
自分は憎まれるのだろう。
だけどほんとは自分も死にたい。勇気がないだけ
薬飲んで平常心じゃなくなれば今にでも死ねる。
だけど本当はいきたいのかな。分からない。
死にたいのかいきたいのかなんて知らない。
今は生きることだけで精一杯でなにもできない
なにもできない自分が気持ち悪い。
なんでこんな呼吸がしずらいのか。
なんでこんなに愛されてるのに足りないのか。
なんでこんなに面倒くさいのか。
傍から見たらなにも抱え込んで無さそうで、
ただのんびり生きてる人に見えるだろう。
でも本当の自分は自分が何か分からないから。
他の人に理由をちゃんと言えないから今日も
なにも行動に移せないんだよ。
このまま夜が続けばいいのに。
朝なんて無くなればいいのに。
人がみんな居なくなれば自分は嬉しいのかな。
こんなこと誰かに言ったらもう居場所はなくなる
でも自分と同じ生き物がいるから今日も一日を
生きられることが出来てるのかもしれない。
自分も誰にも聞いて貰えない。
どんなに寂しくて辛くて愛されたいと叫んでも
この声は誰にも届いてはくれないから。
この世界に一頭だけの52Hzの鯨の声を自分は
ずっと聞いてあげるよ。だからこのまま下に
いかせて。
行きたい
生きたい
逝きたい
52Hzの鯨
END
コメント
5件
共感も沢山あるけどそれよりなんかこの小説に助けられた感がすごいです😿
共感しかなくてなきそう
タヒにたくても勇気まじでら辺の共感…😭