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朝や夜の短編集まとめ
注意
これはaph(ヘタリア)の夢小説です。実在している国とは関係ございません。苦手な方は読まないようお願いします🙇作者は文を書くのが初心者です。誤字脱字は見逃して頂けると幸いです。今回は百合表現がございます。ご注意ください
(ちょっと短編集まとめを作ったほうがやりやすい物があるので少しまとめて行きますね!)
Ég vil að þú sofir hjá mér… (🇮🇸)
やや肌寒いアイスランドの夜の22時30分頃。私がそろそろ寝ようかと伸びをしていると「ねぇ、」彼が枕と毛布を持って声をかけてきた。「何?」と私があくびをしながら聞くと、「Ég vil að þú sofir hjá mér…」と顔を赤らめながら言ってきた。私は彼の言った言葉の意味が分からなくて「どういう意味なの?」と再び聞くと「あぁ、もう…!一緒に寝たいって言ってるの!恥ずかしいこと何度も言わせないでよ。バカじゃないの」と更に顔を赤くしながら言ってきた。そんな彼がどこか可愛くて笑ってしまうと「何…?」と片手で顔を隠しながら聞いてきたから、「ふふ、だから枕持ってきたんだな〜って!後可愛いな〜って思って」と笑いながら言うと、「今更?それに僕は可愛くないから。君の方が何百倍も可愛いから」とどうやらやっと照れが収まった様子の彼がグッと顔を近付けて言ってきた。急に近付いた彼の綺麗な顔に驚いて顔を赤くして照れていたら、「ほら、その顔。凄い可愛い」と珍しく素直に言って、「ほら、寝るんでしょ。早く寝室行くよ」と私の手を引いて足早に冷たい廊下を歩いていった。
Jeg vil ligge med deg (🇳🇴)
やっと1日が終わった〜!と思い思いっきり体を伸ばしていると後ろから彼に声をかけられた。「おい🌸、Jeg vil ligge med deg」と言いながらバッグハグをしてきた。突然のデレに驚いていると彼が「聞こえながったが?」と意地悪な笑顔で私の顔を覗き込む。「いや、聞こえたけど…その、珍しいな〜と思ってね、」と返すと「ん、ならいい”。で、返事は?」どうやら今日はどうしても一緒に寝たいようだ。「良いよ」と許可をしたらそのまま「ん」と言われ担がれてしまった。「え、もう寝るの?」と聞いたら「今何時だど思っでんだ?」と言われ時計を見ると11時だった。「もう夜中だね」と返すと「はやぐ寝るぞ」と言われた。
数時間後。彼はグースカ寝ているが、私は寝られるわけがない。なぜかって?彼が私を抱きしめて寝ているからだ。身長が高い男に抱きしめられたらそれなりに怖い。まぁこういうのもありかもしれないが。
To my beloved (🇨🇦)
「お先に失礼します」2時間程残業をしてやっと仕事が片付いた22時頃、家で待っている彼に今から帰るねと連絡をして会社を出る。数分歩いたところでスマホから着信が来た、出るとマシューからだった彼は「駅まで迎えに行きますよ」と言う。「別に平気だよ」なんて言っても聞いてくれない事は私が一番分かってるからありがとう、と言って電話を切った。早足で駅まで向う途中で雪まで降り出して、ハイヒールでこなければ良かったと後悔する。駅についたら見慣れた彼の姿があり、少しうれしくなって駆け足で彼のもとへ向う。「そんなに走ったら転んでしまいますよ」ふふっと笑いながら私をそっと抱きしめて、「今日もお疲れ様でした。夜ご飯は作ってあるので一緒に食べましょうね」私の手を引きながら優しく微笑んでくれる。2人で雑談をしながら歩いているとあっという間に家に着いて不思議な気持ちになったりもした。マシューの作ってくれたご飯は暖かくて、優しくて、何処か懐かしい味がした。彼は私の作った料理も食べたいなぁなんて言うけれど却下した。2人でテレビを見ていると急にマシューが「今日もお疲れみたいですね、何かありましたか?」って聞いてきたから、いつも思っていることを打ち明けているとだんだんと涙がこぼれていていた。それを見たマシューは、慌てて白くて細い指で涙を払って「ごめんね、🌸さんを泣かせるつもりではなかったんです!」と慌てた様子で謝ってきた。平気だよって言ってもあわあわして、ごめんねと謝っていてそれが少し可笑しくてだけど安心して、眠気に変わってきてその場で寝てしまったみたい。
朝起きたらベットの上だった。きっと彼が運んでくれたのだろう、そんな事を考えていると普段はものを置かないサイドテーブルに何かが置いてあることに気がついたそこには紙袋が置いてあった。起き上がって見てみると紙袋には「🌸さんへ」と書かれており、開けるとメモと高級アクセサリー店のロゴが入った箱が入っていた。メモを見ると「To my beloved。僕は先に仕事に向かいました。その箱の中は見てもいいけれど帰ってきたらちゃんと意味を伝えるからね。」と書かれており、好奇心から箱の中を見てみると指輪が入っていた。
Voinko suudella sinua? (🇫🇮)
今日は彼が大事な仕事があるみたいだから2人で少しだけ早起きをした。今日は彼が私よりも早く起きて暖房をつけてくれたみたいで、部屋が暖かかった。私も彼が起きた数分後に目を覚まし、朝ご飯を作りにキッチンへと向かった。彼に朝ご飯は何が良いかと尋ねれば「僕はrohiketが良いです!あ、でも🌸さんの好きなもので良いですよ!」と笑顔で言ってくる。「分かった〜」と言って彼の要望どうりrohiketを作ることにする。少ししてできたから彼に「ご飯できたよ」と声をかけて2人でご飯を食べる。こっからは2人ともバラバラで準備を始める。三十分程でどちらも準備が完了した。私が彼を玄関まで見送ろうと彼の鞄を持って一緒に玄関まで向う。彼の顔を見るとどうやらまだ眠たそうで、本当にそのまま大事な仕事に行って大丈夫なのかと心配になったがまぁ、彼のことだから大丈夫だろうと思う。多分、きっと。そんなことを考えていたがどうやらもうすぐ時間になるようだ。彼に行ってらっしゃいを伝えようと思うと彼がなにか言いたそうな顔で「あの、🌸さん、Voinko suudella sinua?」と言って私の返事を聞く前にそっと私にキスを落とした。そして真っ赤になっている私をよそに「行ってきます!」と言って仕事に向かった。
Night Stroll (🇨🇦)
何回目か分からないあくびをした夜中の1時半頃。なんだか今日は寝る気にならなくて眠れないようだ。ぐるぐると寝返りを打っていると、隣で寝ていた彼が起きてしまったようで私の目と彼の目がバッチリ合ってしまった。「🌸さん?どうしたんですか?」まだ眠たいのかいつも以上にふわふわした声で私の名前を呼ぶ彼に「少し寝れないだけ。起こしちゃってごめんね」と言って再度目を閉じようとしたら彼がベットから起き上がり初めて、「では、夜のお散歩にでも行きましょうか」と言って上着を羽織りだした。そんな彼につられて私も上着を羽織って彼に付いてった。
家の外に出て5分ぐらいは私が彼の後ろに付いていく様な形だったが、少し経ったら彼が「あの、🌸さん。寒いので手を繋いでもいいですか?…ほら、僕の家は寒いので…」と、言いながら顔を真っ赤にして私の手を優しく繋いできてくれた。寒くて顔が赤いのか、それとも恥ずかしくて顔が赤いのかは、私には分からなかった。
しばらく歩いて、家に帰ってきたら上着を脱ぎながら私に、「🌸さんは楽しかったですか?……僕は楽しかったですよ。Night Stroll」と言いながら私にホットミルクを渡してくる。
Today you are the princess (🇬🇧)
なんだか焦げ臭い匂いで目が覚める日曜日の朝。今日は私の誕生日なのになんでこんな起き方をしなくちゃいけないのかと腹立たしくなったが、途端に疑問へと変わった。その疑問とはこの焦げ臭い匂いは一体なんなのだろうか?これだ。いつもだったら彼がスコーンを焼いているのかな?と思うが彼は今日は仕事で居ないはずだ。不安になって確認してくることにした。キッチンに向うと笑顔でスコーンを焼いている彼の姿があった。驚いて、「なんでここにいるの?仕事じゃ…」と言ったら、「GoodMorning、もう少し寝てても良かったんだぜ。なんでって、自分のGirlfriendが誕生日なのに仕事に行く英国紳士がどこに居るんだよバカ」と一人で淡々と話だす。その後、スコーン焼けたぞ。と言っていつもよりはダークマターじゃないスコーンを出してきた。まぁ、お腹が空いてないと言って断ったんだけどね。しばらくしたら彼が、「おい、なんかしたいことでも無いのかよ。」と言ってきたから「なんで?」と質問を質問で返してみたら、「なんでって、バカ。Today you are the princess。だろ?」と意地悪な笑顔で言ってくる。
Dzień dobry (🇵🇱)
カーテンの隙間から日差しが差し込む7時半頃。まだ隣ですやすやと寝ている彼を起こす気にはなれなくて、毛布をかけ直してスマホを触ろうと思いベットの横にあるサイドテーブルに手を伸ばそうと起き上がる。その動きで起きたのか、隣で眠っていた彼が目を覚ましたようで、「🌸、Dzień dobry!」と声をかけてきた。普通はおはよう、と返すのが筋だけど私は可笑しくて笑ってしまった。なぜならいつもは寝起きが悪すぎるから。何回起こしても全く起きないことがほとんどで自分から起きたことは数回しか無いのだもの。私も「フェリクスおはよう。今日は早いわね」と返したら、「俺はいつも通りなんよ!」って拗ねちゃった。私よりも何百歳も年上なのに、性格はとっても子供みたい。はいはいって言いながśniadanie
を作るためにベットから起き上がったらなぜかわからないけれど彼も一緒についてきて、ソファーにぽすっと座ってテレビをつけて「🌸〜、コーヒーくれん?」なんて言ってきたから「りょーかい」って言ってパンを焼きながら合間にコーヒーを入れて両方ともフェリクスがいるダイニングに持っていって、コトンと軽く音を鳴らしてダイニングテーブルに置く。そしたらうまそ~なんて言いながらぱくぱく食べ始めて、リトが〜とか、イタリアが〜とかいろんな話をし始めた。適当にはいはい、へ〜、なんて相槌を打っていたら「🌸、話聞いてる?」なんて聞かれてやべって一瞬思ったけどもう一回言ってくれる?なんて聞いたら「ええよ!」なんてまた話し出す。聞いていればリトアニアの彼女さんとダブルデートをする、もう決定したとかなんとか……とりあえずフェリクスをひっぱたいた後に決まったことは仕方がないからと了承した。………このようにして、私達の忙しい朝が始まるのである。
Cu magie, peste tot (🇷🇴)
私は今、とてつもなく怒っている。だって今日は記念日なのに彼が帰って来ないのだもの。仕事ってことは分かっていてもそこは早く帰ってきてほしかったのだ。あと十分で21時になるから、それでも帰って来なかったら連絡してみよう。そう考えて数分後、なんだか外が騒がしい。玄関を開けてみたら、ルーマニアが肩で息をしながら立っていて、「ごめんね、🌸!おいら、会議が長引いちゃってさ。あ、でも二次会は断わって来たよ!さ、🌸!出かけようよ!」そう言って私の手を引こうとする彼に驚いて「待って」をかけた。不思議そうにしている彼に疑問を投げかけた「出かけるって、どこに?」そう。これだ。一番重要なのが抜けていたのだ。「え、夜の空に決まってるじゃん!去年約束したでしょ?」確かに去年約束した記憶はある。だけど本当だとは思わなかったのだ。期待のまなざしで私を見つめてくる彼に「分かったから行こう」と言って二人で家を出た。少し歩いた所にある丘の上まで行ったら彼が、「🌸、準備はいい?せーのでジャンプしてね!」と言われ、コクンと頷いたら彼がにっこり笑って言った言葉は「せーの」
二人で、宙に浮かぶ23時。たまにはこういう記念日の過ごし方もありかもしれない。
Луна прекрасна (🇷🇺)
「Луна прекрасна」明るい月明かりの下で優しく微笑む彼の言っている言葉が私にはよくわからなかった。私は確かに今彼の家の言葉を勉強しているがとても難しくていまいちピントこなかった。彼に「今なんて言ったの?」と聞いてみたら「ふふ、日本君の家の言葉だと確か〜、”月が綺麗ですね”じゃなかったけなぁ〜、ねぇ、🌸ちゃん。これってどういう意味なのかなぁ?教えてほしいな〜」とあからさまに私に”愛してる”と言わせたいようだった。確かに普段は彼の方からよく愛情表現をしてくれていて私からは滅多に愛情表現をしない。だからってこんな風に言わせなくても良いのにな。と思いながら恐る恐る「あ、愛してるって意味。ていうか、もともと知ってるでしょ」と言うと「うふふふ、🌸ちゃんから愛してるって言ってもらえるなんて僕嬉しいなぁ〜!ん?もとから知ってないよ〜、今初めて知ったよ?」と嬉しそうに言われてしまえばもうすっかりこの場は彼の独擅場。月が私達を見下ろす中二人で晩酌をするのもありかもしれない。
我希望我们的愿望能够实现 (🇹🇼)
「ねぇ!🌸ちゃん!知ってる?今日の夜流星群が見れるみたいだヨ!」
彼女が嬉しそうに私に話しかけてきた。私が「見に行く?」と言えば彼女は「勿論!」と言って力強く頷いた。今私達が居る家から徒歩5分程の所に丁度良い丘がある。だからきっとその丘で流れ星を観るだろう。丁度良い時間が来るまで二人で”どんな願い事をするかについて”を話し合った結果、末永く二人で居られますように。というカップルの中ではとてもありきたりな物に決まった。
「あっ!🌸ちゃん!見てみて〜!とっても綺麗ヨ!」丘のてっぺんに出た途端、彼女は嬉しそうに走り出した。そしてぴょんぴょんと飛び跳ねて私に”とても綺麗だ”ということを教えてくれた。だけどその後少ししたら彼女は私に背を向けたままじっとしていた。「どうしたの?」と私が心配になって聞くと「ううん、何でもないヨ!少し願い事してたノ!」とだけ言って、また後ろを向いてしまったと思ったら小さな声で「我希望我们的愿望能够实现…!」と呟いた。
Welterusten! Heb een mooie droom (🇧🇪)
なんだか眠れなくて布団でコロコロとしている午前1時半頃。どうやら彼女も私と同様に眠れないらしい。しばらくして彼女が突然むくりと起き上がり、「あれ、もしかして🌸ちゃんも寝れへん?うちも少し寝付けんくて…」と言ってきた。彼女に「うん、少しね」と言うと何かひらめいたような表情で「あ!うちめっちゃ良いこと思いついたわ!🌸ちゃん、ワッフルでも食べへん?」と言って私の返事を聞く前にキッチンへとバタバタと走って行った。しばらくしてキッチンからいい匂いがしてきた。そうしたら彼女がキッチンからひょっこりと顔を出して、「🌸ちゃーん!ワッフルにチョコ挟む?」と笑顔で聞いてきたから「入れてほしい」と伝えれば「分かったわ〜!」と言い、またキッチンに戻って行った。さらに数分後彼女が笑顔で「🌸ちゃん!ワッフルできたで!はよ食べよーや!」といってダイニングテーブルにコトンと軽く音を立てて置いた。そして「あ、🌸ちゃんアイスもいる?」と笑顔でほほ笑んできたから「いらないよ」と言えば「ん〜、そっかぁ」と少し悲しそうに言ってわたしの隣に座ってきた。2人でワッフルをたべていたらどこか眠たくなってしまって2人で歯を磨き、そのまま一緒に寝てしまった。