大好きな貴方

主人公 桜🌸  桜の友達 🍀

男 湊 🌻  湊の友達 🌱

🌸「ねぇ…本当に、言ってる…,？」

🌻「…うん。」

🌸「私があの人の事好きなの知ってるでしょ」

🌻「….ごめん」

---

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

アラームが私の部屋に響く。

窓から光が差し、小鳥がちゅんちゅん、と鳴く

🌸(もぅ朝か…やだなぁ。)

そんな事を思いながら無理やり目を開ける。

そこには私の愛猫なつがいた。早く起きろ、と言わんばかりの顔をして私を見る。

🐱「にゃーにゃあっ！」

ザラザラした舌で私の顔を舐め回す。

🌸「ははっちょとwこちょがしっwww」

🐱「…」口を大きく開け私の頬にかぶりつく

🌸「い”ｯｯｯたあ！！！」

---

私は自転車に乗り涼しい風を浴びながら坂を

下る。

🌸（朝から散々な目にあった….最悪。）

思わずあいつを見て声を出す。

あいつは自転車に乗り友達4人と走っていた。

🌸「あっ」

🌻「なーwwwまじやばかったもんなw」

🌻の楽しそうな笑い声が聞こえる。

私の中で気まずい空間が生まれる。あいつらはきっと私の事に気付いていないだろう。

🌻がクルッと振り向く。目を見開いて2度 見する。

🌱「ちょっ！おいばか！前見ろっ」

🌻「えっ、あっやば！」