こんにちは映です。
えーと、、あの。難しい言葉を使ってみたいって言うか……
その為だけに書いた小説です。よろしくお願いします
僕の心の中で生まれていた1つの疑問。
何故,彼を見つめると胸の鼓動が高まってしまうのか。
と言っても答えは単純である。
僕は,,,Lのことが好きだった。
彼を愛している。そう感じた瞬間に僕は何故か不安に襲われた。
僕は彼のような,,Lのような人を,果たして本当に愛している。,,,,と言ってもいいのだろうか
Lは角砂糖がたっぷりと入った目の前の紅茶を指でゆっくりと回している。
その静かな姿を見つめていると,考えもしない何かを感じてしまうのだ。
Lはどこまでも冷徹(れいてつ)で,感情を表に出すことは決してない。
でも,,でも僕は,彼がどこか不安定で孤独である,,と感じ取っていた。
『月くん。どうかしましたか?そんなにじっと見つめて。』
・
「ん?ああ,,少し考え事をしていただけ。」
まさか,,Lが僕の思考を読み取ったのだろうか?
だが,その事に僕は特に驚くこともない。だってLは何もかも見通すような目を持っている
その事はよく知っていたから
___Lが微笑む。その微笑みには,僕が見慣れていない温かさがあった。
・
「竜崎,お前は僕が思っているよりもずっと深く考えるタイプだ。」
「……何を,,考えているんだ?」
『月くんが私に心を開いてくれるのかどうかを。』
その言葉に僕の胸が小さく跳ねる。
心を開く?Lに心を開くなんて,そんなことは無理だとずっと思っていた。
だが,Lの存在が少しずつ自分の中に浸透していくことを僕は感じていた。
僕の心が引き寄せられるように,無意識のうちに心を許している,,そんな自分がいた。
僕はゆっくりとLの目を再び見つめた。Lの目は,何も隠さずにこちらを見つめ返している。
その眼差しには,微かな期待と優しさが含まれているように感じた。
「竜崎,,僕は……。」
僕は言葉を詰まらせた。自分の心が,何かに縛られているかのような感覚を抱きながらも,
その言葉を口に出せなかった。
『月くんの心は,今はまだ私に明かされることはないでしょう。』
『,,,,でも,待っていますよ。』
Lの言葉は,僕にとって,,,驚くべきものだった。
Lがそんな風に思っているとは,考えもしなかった。
Lは,,いつだって自分の心を隠していたのだ____。
僕はふっと息を吐き,少しだけ肩の力を抜いた。
Lの静かな期待を感じながら,僕は少しだけ微笑んだ。
それはLにとって,心の中で新しい感情が芽生えてきている証だったから。
『私は月くんが何を考えているのか,全然わかりません。』
「それは僕もだよ。」
僕たちは共に笑い合った。それが,どこか心地のよいものだった。
・
「でも,分かるよ。竜崎が,僕にとって特別な存在だって。」
その言葉に,Lは微笑みを深めた。
『私も,月くんの事。特別な存在だと思っています。』
その言葉を聞いた瞬間,僕は確かに感じた。
自分がLにとってどれほど特別な存在になりつつあるのか。
そして,Lもまた自分にとって欠かせない存在になりつつあることを。
僕はそのままLに近づき,Lの手を握った。__ そこには深い信頼と心の中の秘密が交錯している。
私はその手をしっかりと握り返し,心の中で誓った。
これから先,私達の関係がどんなものになるのかはわからない。
でも,今はただ,貴方の 手のひらの温もりを感じていたかった。
コメント
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おおーーー!こういうのもいいねちゅ