末澤side
今日もいつもと変わらず遊び相手の女と適当に付き合ってシェアハウスに帰ってきたのは夜中。
この時間やったらみんな寝てるはずやのに今日は何故か誰も寝てへんかった。
その理由はリビングに入ってすぐ分かった。
シェアハウスに見たことのない女がいる。
誰かの彼女かなんかかと思ったら新しいシェアハウスの住人やって、
俺は初めて雪兎を見た時、他の奴らとは違う何かを感じた。
言葉にするのは難しいけど、雪兎が待ってる魅力みたいなものに俺は惹かれたんや。
佐野side
俺の憧れで大好きな雪兎さんとシェアハウス出来るなんて夢にも思ってへんかった。
ここがチャンスや、って思ったけど周りはまさかのライバルだらけ…
幼馴染のリチャくん、雪兎さんと同じ大学のいわゆる腐れ縁みたいなこじけん、リア恋枠の正門くん…
誠也くんは雪兎さんのことどう思ってるんかは分からへんけど…
ならこれからいっぱいアタックして意識して貰えば良いだけやんな、?笑
てかみんな雪兎さんのことちゃん付けやったり呼び捨てで呼んでるのずるい、、
俺も雪兎ちゃん、って呼んでみよっかな、
佐「雪兎ちゃん、!連絡先交換しません?」
『連絡先?もちろん良いよ!』
佐「やった、ありがとうございますっ!」
佐「あ、あと僕のこと晶哉って呼んで欲しいな、?」
『え、えっと…晶哉、くん、//』
佐「っ…//(あかん、めっちゃ可愛ええ…)」
『ま、晶哉くん、?大丈夫?』
佐「あ、すみませんっ、雪兎ちゃんが可愛すぎて、笑」
『えっ、あ、ありがと…//』
佐『んふふ、雪兎さん可愛い、好きっ』
『っ、もう、揶揄わないでよ晶哉くん!笑』
佐「え〜だって可愛いんですもん、笑」
雪兎ちゃんといちゃいちゃ(?)出来るこの時間幸せすぎてずっと続いて欲しい…笑
小島side
雪兎と佐野が楽しそうに話してるのを見て何故かちょっとだけ寂しさを感じてた。
俺はずっと大学からあいつのこと見て来たしなんなら俺の方が雪兎のこと何でも知ってる。
俺も佐野に負けへんくらい雪兎のこと好きなんかもしれん。
やとしても俺は佐野みたいに素直に気持ち伝えられるタイプちゃうねん。
でもこれだけは言える。
雪兎のこと誰にも取られたくない。
小「おい、佐野だけ雪兎独り占めしてるのずるいやんけ、」
佐「別に良いじゃないですか!小島くんは大学でもずっと一緒におるんでしょ?」
小「こいつめっちゃモテるから後輩とか友達とばっかりおんねん。」
佐「…あー、やっぱりそうなんや、笑」
『2人して何の話してるの?笑』
小「雪兎にいつまでも彼氏出来ひんの何でやろなって話、笑」
『はぁっ、!?別に作ってないだけだし、!』
佐「そうですよ!それに雪兎ちゃんの彼氏なら俺がいつでもなりますよ?笑」
小「いや、雪兎からしたら佐野は弟なんやろ?笑」
佐「なんかもう小島くん嫌やぁ、笑」
佐「雪兎ちゃん〜、、」ギュッ
『ふふ、よしよし、本当小島酷いよねー?笑』
佐「もう俺雪兎ちゃんの彼氏なる…」
『晶哉くんにはもっと良い人いるよ?』
小「なら俺しかおらんやろ、笑」
『え〜、小島はない!』
小「おいお前もまぁまぁ酷いやんけ!笑」
とりあえず今のところは雪兎の親友でいてあげよっかな。笑
俺の気持ちを伝えるのはもうちょっと後に取っとくわ。
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