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「じゃあする事…あるよね?」
「お…お前には、したくない…!」
「へぇ~…どうして?」
ヤバい、ヤバい!急所をつつかれた。
言い訳を考えないと…!
「レイの事は、友達として思ってるから」
「ふぅん」
「やっぱりお前は、痛めつける方が似合うな」
レイは、俺の腹めがけて、高く振り上げた拳を下げようとしたら、
ガンガンと何かを蹴るような音がした。
「もう、良いところなのになぁ」
レイは、扉を開け、何処かへ行った。
(その間に逃げねぇと)
俺は、鎖を解こうとしたが、俺みたいな馬鹿じゃ解けなかった。
「~~~…~!!」
「…~~!!…~~~ 」
多分、玄関から争ってる声が聴こえた。
その次に階段を凄い勢いで掛け登る音が聴こえた。次は、扉を勢いよく開いて俺は、吃驚した。そこから、顔を覗かせたのは、
「っ翔!」
「結弦ぅ」
何と結弦が来てくれた。
「これぇとってぇ~」
「あぁはいはい…ってこれベルト式だな」
「結弦っうしr…」
ダンッと部屋に響いた。
レイが結弦の頭部を殴ったみたいだ。
「……っ」
「ゆづ…る頭から……血が…」
「悪いな翔ちょっとの間」
そう耳に聴こえた直後目の前が真っ暗になった。
「だから、レイは、嫌な存在だったんだよ」
「はぁ?!ひっど」
「お前も早く喧嘩から離れろよ」
「えって言うか、お前の」
「もういい、その話は、飽きたんだ」
結弦は、俺を背負ってレイの家から出ていった。
俺が目を覚ますと、結弦の部屋の天井だった。横を見ると、本を読みながら、飲み物を飲んでる頭に包帯を巻いた、結弦が座っていた。結弦は、俺が見てるのを気付いたようにこちらに視線を向けた。
「大丈夫か?」