轟「、…」
轟「…はは」
轟「けほっ」
轟「戻るか、(ぽろ」
轟「また、あの日常が戻んのか、…(ぽろ」
次の日
俺は憂鬱気分で学校へ向かった。
昨日、俺を殴って罵倒したやつは
中学の頃、一緒のクラスだった空狐だ。
なんでこんなことするのか、と疑問に思った。でも、昨日でやっと理解した。
あいつは俺があそこの中学に転校するまでは、なんでも出来て顔が良く、モテて頭も良く、おまけに個性が強くてみんなに頼られていたらしい。
でも俺があそこの中学校に行ったら、俺の次、が日常になっていた。
轟「おはよう、ございます」
緑「ね、ねぇ轟君」
轟「…?」
緑「空狐君をいじめたって、…ほんとなの?」
轟「…は、?」
上「なぁ、轟、?」
上「うそ、なのか?」
港「嘘なわけないじゃん、」
びくっ
港「緑谷くん、上鳴くん、」
港「ほら、…」
あいつが、傷口を見せてきた。
俺がやってもない、火傷の跡を。
緑「ぇ、…」
緑「ね、ねぇ、これ、…」
上「やけど、?」
上「お前の個性って、半分火、使えるよな、? 」
轟「は、ッ」
やってない、信じてくれ、そう言おうとしても、言葉が出てこない。
相「轟、居たか」
相「ちょっと聞きたいことがある、来い」
轟「ッッ」
切「な、なぁ、轟って、ほんとにいじめたのか…?空狐のこと」
上「跡あったんだよ、」
瀬「でも、…そんなことするやつじゃねぇだろ」
上「…でも、火傷の跡があるんだよ、 」
瀬「…なら、あいつがやった、…しかない、のか」
職員室
相「轟、お前空狐のこといじめたのか」
轟「、…」
相「…はぁ、答え無し、か 」
相「あいつから直々に言ってきたんだ。」
相「…すまないが、もう既に全校生徒に広がっている。」
相「俺は、お前がそんなことするやつだとは思わない。」
相「ただ、学校側がどう判断するか、ヒーロー側がどう判断するかで、お前の退学が決まる。」
相「俺一人の意見では、どうにもできん」
相「ほんとうに、すまない。」
轟「っ、わかりました、」
数分後
根「轟君だね、」
轟「校長、先生」
根「私も、君がそんなことするような子だとは思わないのさ。」
根「でもね_」
根「どうしても、 ヒーロー側には信用されないのさ、」
轟「ッッ!!」
根「すまない、…本当に、申し訳ない」
根「君は、”退学”に決定したのさ、」
轟「、…(ぽろ」
あぁ。何もしていない。何もしていないのに、裏切られる。
下校時
俺はひとりで、高校をじっと見ていた。
誰からも信用されず、裏切られた憎しみが、永遠と残っている。
港「しょーうと君♡」
轟「、(ぎろ」
港「怖いなぁ♡」
港「自分でしたくせに睨むなよ_」
お前がした癖に、と言おうと思ったが、口を閉ざした。
港「じゃ、まーたね~♡」
港「いや、さよならか(笑」
轟「ッッ(ぽろ」
声を殺して、泣き崩れた。
轟家
エン「おい、焦凍」
轟「、あ?」
エン「お前、学校退学になったんだよな」
轟「…」
エン「なら、もうお前に要は無い。」
エン「ヒーローの資格の無い奴はここには要らん」
エン「出てけ」
轟「、…は、」
あいつは俺に背を向けて、違う部屋へ行った。
轟「…はッ、(ぽろ」
轟「ひゅッはーッ(ぽろぽろ」
息が苦しい。どうやって呼吸をするのか忘れてしまったような感覚。
轟「ぁ”ぁ”ッ(ぽろぽろ」
轟「ぉ ぇッ(びちゃ」
轟「ひゅーッけほっ」
轟「はーッひゅッかひゅッ」
もう、俺の居場所は無くなった。
なにもかも、全てを失った。
長いので一旦切ります!!
いや空狐の野郎許さん。
コメント
3件
あの子許すまじッッッ!!!!
ストーリー性バカおかしい